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冷え症でもぐっすり寝れる!オススメ湯たんぽと効果的な使い方

冷え症でもぐっすり寝れる!オススメ湯たんぽと効果的な使い方

室町時代に中国から伝わったとされている「湯たんぽ」、お湯を入れるだけで温かくなる便利さや持ち運べる手軽さ、電気を使わないエコの視点などから近年では再注目されています。とくに、寒い夜に身体が冷えてなかなか寝付けないという、冷え性からくる不眠症の方には力強い味方となっているようです。

ですが、ただ単に身体の冷えている場所を温めるだけでは、湯たんぽの本当の威力は発揮できていません。不眠症などの睡眠障害を改善するには、湯たんぽで温める場所や温めるタイミングも重要なのです。

そこで今回は、湯たんぽを使ったことがない方にも、すでに愛用している方にも、湯たんぽの温め効果を最大限に引き出せる使い方をお伝えしていきます。不眠症でもぐっすり眠れる効果的な使い方はもちろん、女性特有の悩みが解消される使い方、湯たんぽの選び方や最新の湯たんぽ情報も併せてご紹介しますね。

今なぜ湯たんぽが注目されているのか?

今なぜ湯たんぽが注目されているのか?

 

日本には「頭寒足熱」という言葉があるように、足を冷やすのは良くないとされています。それは、「足は第二の心臓」といわれるほど、足には重要な役割があるからです。

私たち人間は、二本足で歩くため重力によって足に血液が溜まりやすくなり、その血液を身体の上部に循環させているのが足の筋肉運動です。ですから、足が冷えてしまうと血液の循環が悪くなり、冷え性になったり不眠症の原因などになってしまいます。足先はもともと冷えやすい部分なので、足がすぐに冷たくなる冷え性の方は日頃から湯たんぽや足湯や半身浴などで温めて、身体全体の血液がちゃんと循環されるよう改善する必要があります。

血液の流れが良くなれば、基礎代謝が上がって冷え性も緩和されていくでしょう。

とはいえ、足湯や半身浴はどこでもできるわけではありませんし、布団の中に持ち込むこともできません。そこで湯たんぽなのです。そして、湯たんぽの血液をスムーズに循環させる働きは、使う場所によってさまざまな効果をもたらしてくれます。寝る時に足元に入れるだけでなく、お腹や腰やお尻、太ももや二の腕、さらには子宮と、湯たんぽをどこに当てるかでより効果的な使い方ができるのです。

冷え症の緩和や快眠のアイテムだけにとどまらず、根本的な体質改善に効果が期待できる健康器具としても、湯たんぽは今注目を集めています。

 

湯たんぽを使うメリットとは?

湯たんぽの大きな特徴は、少しずつじわじわと感じられる優しい温かさです。電気毛布や電気アンカにはない自然な暖かさこそが湯たんぽの持ち味で、冷え性から寝付きが悪くなる入眠障害や、電気毛布などの暑苦しさから目覚めてしまう中途覚醒などを改善してくれます。優しい温もりで睡眠へと誘い、徐々に温度が下がることで深く眠れる環境を作ってくれる湯たんぽは、不眠症や睡眠障害などで眠りに問題を抱えている方にはとくにオススメです。

また、エアコンやヒーティングをつけっぱなしで寝ると空気が乾燥してしまいますが、湯たんぽなら長時間使用していても室内の空気が乾燥することはないので、寝ている間に喉やお肌のトラブルを起こす心配もありません。

湯たんぽにはコードが付いていませんから、どこにでも持ち運べるというメリットもあります。エアコンを使うほどではないけどちょっと肌寒い、そんな夜は湯たんぽをコタツ代わりにも使えるのです。足元に置いてひざ掛けをするだけで、室内がそれほど温かくなくても身体はしっかり温まりますよ。ちなみに、コードがないことで犬や猫といったペットの寒さ対策としても安心して使えます。

そして実は、湯たんぽは冬だけでなく夏にも活躍するのです。多くの人が仕事をしているオフィスでは、エアコンが効きすぎて寒くても言い出せずに我慢している女性がたくさんいます。そんな時は小さめの湯たんぽを使って寒さ対策をしましょう。

最近では、まるで可愛いポーチのような湯たんぽカバーが付いたものもありますのでオフィスでも気兼ねなく使えます。身体にもお財布にも優しい、メリット満載の健康器具である湯たんぽを有効活用してください。

 

ぐっすり眠るための湯たんぽの効果的な使い方とは?

入浴前の身体を湯たんぽで温めておく

冷えた身体のままで熱いお湯に入っても身体の表面が温まるだけです。じゃあ長い時間湯舟に浸かって芯まで温まろうと思っても、その前にのぼせてしまうでしょう。

効率良く身体の芯から温めるには、あらかじめ入浴する前に湯たんぽで身体を温めておくことがベストです。ある程度身体が温まっていれば、それほど長く湯舟に浸かっていなくても身体の芯からぽかぽかに温めることができるのです。

お風呂から上がっても湯冷めしにくくなるので、湯冷めによる風邪もひきにくくなり、冷え性の方は身体が温かい状態のまま布団に入ることができます。温める場所は、お腹やお尻、太ももの前面や二の腕です。入浴前に手早く身体全体を温めたいので、足元ではなく体幹に近くて筋肉量の多い部分を選びます。大きな筋肉には血管が多く集まっているため、そこを温めることで温かい血液が全身に行き渡りやすいのです。

ですが、とくに足先が冷えやすい方は、湯たんぽをもう一つ用意して足先も部分的に温めればなお効果的ですね。この方法は冬に限ったことではなく、エアコンや汗で身体が冷えやすい夏にも試してください。湯たんぽに入れるお湯は冬場より低い温度で大丈夫です。

季節に関係なく、入浴前に必ず湯たんぽで身体を温める習慣をつけておけば、夏冷えの予防にも対策にもなります。

 

寝る前の布団も湯たんぽで温めておく

入浴前に身体を温めた湯たんぽ、お風呂に入っている間は布団を温めてもらいましょう。冷え性の方は冷たい足先を温めるために足元に入れておきたいところでしょうが、やはり大きな筋肉であるお尻の位置に置いてください。身体を温めてから入浴していれば、上がった後も身体は温かいままです。

足先もちゃんと温まっていますので、入浴後の身体の冷えを効率的に防ぐのに最適な、お尻の位置に入れておきましょう。足先用にもう一つ湯たんぽを用意していたら、それを足元に置いてもいいですね。

 

布団に入ってからの湯たんぽの使い方

私たちは、身体の深部体温が上がってから下がる、この差が大きいほど寝つきが良くなります。身体が温まると深部の熱が皮膚表面から放出されて深部体温は一気に下がり、体温が大きく低下するほど深い眠りが訪れるのです。

冷え性の方が不眠症になりやすい原因は、手足から熱が放出されにくく深部体温が下がらないことにあります。寝る前にも湯たんぽで身体を加温して深部体温を上げ、手足から熱が放出しやすく深部体温が下がりやすい状態にしましょう。

それには、入浴前と同じく筋肉量の多い部分を温めることです。まずお腹を温めて、次は足の付け根、そして太ももの前面と少しずつ移動させてください。手の先が冷たいようなら二の腕の下も温めて、最後に足元にもっていきます。

これで全身くまなく温められ、スムーズな寝付きと深い眠りが訪れることでしょう。

 

睡眠以外での湯たんぽの効果的な使い方とは?

生理痛を解消

子宮がある場所に湯たんぽを当てて温めると、子宮や卵巣の冷えが和らいで血行が良くなり、生理痛の軽減や生理不順の改善、婦人科の病気の予防ができます。

オフィスや外出先でもすぐに使えるように、コンパクトでオシャレな湯たんぽを用意しておくといいでしょう。

 

肩や首のコリを解消

肩こりや首こりも血行不良が原因です。身体に良くない姿勢を長時間続けていたり、寒さから体が縮こまってしまったりすると、血液はうまく流れなくなってしまいます。

凝っている部分に湯たんぽを当てて血流を良くしてあげましょう。

 

便秘の予防と改善

腸が冷えると、働きが鈍くなって便やガスが排出されにくくなります。すると便秘やガス腹になってしまい、ひどくなるとお腹に溜まった便やガスがイヤな体臭となって身体の外に放出されることがあります。

また、腸内に多く存在している免疫細胞が充分に働けなくなり、体外からの病原菌やウイルスを防げなくなる危険性も高まります。お腹を温めて腸を元気にすることは、便秘だけでなく病気から身を守ることにもつながるのです。

 

使うシーンによる湯たんぽの選び方

湯たんぽには、お湯を入れて使うものや電子レンジで温めるもの、充電式、金属製やゴム製とさまざまな種類があり、それぞれに特徴があるためどれを買えばいいのか迷ってしまいます。

用途に合った湯たんぽを選ぶには、まずどんな違いがあるかを知ることです。違いが分かれば使うべきシーンも思い描くことができます。自分が求めている湯たんぽを見つけて、シーンによって上手に使い分けましょう。

 

お湯を入れて使用する湯たんぽ

昔からお馴染みのトタン素材や、銅や真鍮といった懐かしい湯たんぽです。容量が大きいものが多いので、入浴前や就寝時など自宅で身体全体を温めるのに適しています。とても丈夫で保温性にも優れており、夜にセッティングすれば翌日の午前中まで温かいという優れものです。

ただ、金属製のため低温やけどに注意する必要があります。カバーをつけるなり寝る時には身体から外すなりして安全に使用してください。また、錆びやすいという難点もありますので、お湯を入れたら水気をしっかり拭き取りましょう。

ちなみに最近では、IH調理器具などで中の水を温め直すことができるものもあり、お湯の入れ替えをしなくていい便利な湯たんぽもあります。

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電子レンジ用湯たんぽ

もっともポピュラーなのはポリエチレン製の湯たんぽで、電子レンジで数分間チンするだけで温かさが続き、何回も繰り返し使えます。このタイプはジェル状になっているものが多く、柔らかくて気持ちいい触り心地です。

金属製ほどの保温性はありませんが、お湯を用意する必要がないので手軽に使えます。小さめのものなら自宅だけでなくオフィスや外出先にも持って行けて便利です。身体の温めたい場所にピンポイントで使用するのに向いています。

また、電子レンジ用の湯たんぽには陶磁器製のものもあります。水を入れて電子レンジでチンするというタイプで、陶磁器ならではの凹凸のないスベスベとした手触りと高い保温性が特徴です。ただ、重くて割れやすいので取り扱いにはくれぐれも気をつけましょう。

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陶磁器製の湯たんぽは自宅での使用に適しており、プレゼントとしても喜ばれています。

 

海外から来た新しいタイプの湯たんぽ

海外から来た新しいタイプの湯たんぽ

 

氷枕型のゴム製湯たんぽ

イギリスやドイツから、氷枕の形をしたゴム製の湯たんぽがやってきています。素材がゴムなので熱伝導率が低くやけどをしにくい、保温性が高く10時間ほどかけてゆっくり温度が下がっていく、素材が柔らかくフィット感がある、手入れが簡単などメリットがたくさんで、冷たい水や氷を入れれば氷枕としても使うこともできます。


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ロングサイズのゴム製湯たんぽ

同じくイギリス発で、全長81㎝という細長い湯たんぽもあります。従来の湯たんぽからは大きくかけ離れたデザインですが、その長さを活かして身体を広い範囲で温めることができます。寝る時に抱き枕として使っても良し、肩からかけても良し、腰に巻いても良しと、使い方のバリエーションが広がりそうです。

湯たんぽに付いているストラップを結べば固定することもできるので、仕事中や家事をしながらでも楽に使えます。

 

まとめ

昔から「冷えは万病のもと」といわれています。実際に、身体が冷えることで身体にはさまざまな悪影響がもたらされます。不眠症もその一つです。身体が冷えると、自律神経のうち興奮した時に活発になる交感神経が優位になり、眠るために必要な副交感神経は影をひそめてしまうのです。

ですから、良質な睡眠のためにはまず身体の冷えを解消しなければなりません。そして身体の冷えを解消するために有効なのが、他の暖房器具より熱量が高くて手軽に使える「湯たんぽ」です。冷えが万病のもとであるように、不眠症も色々な病を引き起こす要因になってしまいます。

日頃から身体を冷やさないよう気をつけて、湯たんぽを使った効果的な入浴法と睡眠法を実践し、しっかり眠れる環境を整えましょう。冷え性で眠れないという方はとくに、朝起きてから夜眠るまでの間はできるだけ湯たんぽで身体を温めるようにして、冷え性の改善と不眠症の改善に努めてください。

冷え性と不眠症が解消されれば、病気になりにくい健康な身体も手に入れることができるでしょう。

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