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寝る時に靴下を履くメリットとデメリットとは?オススメの快眠靴下!

  • 最終更新日:2017.10.10
  • 公開日:2017.09.04
寝る時に靴下を履くメリットとデメリットとは?オススメの快眠靴下!

冬場の寒い季節になると、靴下を履かないと眠れないという女性が多いようですね。

夏の暑い時期でも、昼間の冷房のせいで身体が冷えてしまい靴下を履いて寝るという方がいます。

とあるアンケートでも、約2000人のうち30%近くの560人以上もの方が靴下を履いて寝ると答えたそうです。

足が冷たいままでは寝つくことは難しいので、苦肉の策なのでしょう。

ですが、靴下を履いて寝るのはかえって身体を冷やすことになる、とも言われています。

足が冷たくて眠れない時、靴下を履いてでも寝る方がいいのでしょうか。

それとも、靴下を履いて眠るのはかえって良くない事なのでしょうか。

そこで、靴下を履いて寝てはいけないと言われる理由、靴下を履いて寝ることは良いのか悪いのか、快眠のために靴下を履いて寝る場合の注意点、などをご紹介していくことにしましょう。

なぜ寝る時に靴下を履くのか?

なぜ寝る時に靴下を履くのか?

 

靴下を履いて寝るという方の理由として、「冷えた足先が暖かくなって眠りやすい」「せっかくお風呂で温めた身体を冷やしたくない」という意見が多かったようです。

また、「冷え性対策として習慣で履いている」「保湿のために」「むくみ対策で」といった身体のケアとして靴下を履いている方もいました。

ただ、効果を実感している方はそれほど多くはなく、「履かないよりは履いた方がいいだろう」という感覚もあるようです。

 

靴下を履いて寝るメリットとは?

 靴下を履いて寝るメリットとは?

 

足元から身体を暖めて眠りやすく

身体が冷えていては眠りにつくこともできず、とくに足先は冷えを感じやすい部分なので、暖めることで寝つきが良くなります。

寒い日には布団を重ねて身体を冷えから守るように、足先も靴下を履くことで寒さから守られるのです。

昔から「頭寒足熱」というように、足元をしっかり暖めることは大事なことだと言えます。

とくに女性やお年寄りなど、足が冷えやすい人は出来るだけ冷やさないよう注意しなければなりません。

ましてや冷え性から不眠症や睡眠障害を引き起こして悩んでいる方ならなおさら、快眠のために靴下を履いて足元を温めておきたいと言う方も多いことでしょう。

 

かかとの保湿や足のむくみ対策といった身体のケア

かかとのガサガサは、女性としては避けたいところですね。

お風呂の中で角質を取ったり、お風呂上がりにボディークリームを塗ったりとケアしても、乾燥しやすい冬場ではすぐに乾いてしまいます。

でも、保湿クリームを塗って乾かないように靴下を履いておけば、寝ている間にかかとはしっかり潤ってくれることでしょう。

また、足のむくみ対策として靴下を履いて寝る方もけっこういるようです。

 

靴下を履いて寝るデメリットとは?

靴下を履いて寝るデメリットとは?

 

私たちは、主に手の平や足の裏で体温を調節しています。

寝ている間に、足の裏から汗をかくことで体温がうまくコントロールされ、そのおかげで快眠を得られているのです。

ですから、その肝心の足の裏を靴下で覆ってしまうと、体温を調節する働きを妨害することになってしまいます。

体温調節がちゃんと出来ないと、結果的には熟睡できなくなり、夜中に起きてしまったり早く目覚めてしまったりという不眠症や睡眠障害の引き金になることも考えられます。

また、かえって足を冷やしてしまうこともあります。

では、足を温めるために履いたはずの靴下が逆に足を冷やすことになるとは、一体どういうことでしょう。

そこには2つの理由があります。

 

1,足が蒸れて体温が奪われるから

私たちは寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくと言われています。

足の裏はとくに、汗をかいて体温調節をする大事な場所です。

そこを靴下で覆ってしまうと、足は蒸れてしまいよけいに汗をかき、汗の熱がこもって逃げ場がなくなります。

すると靴下は汗をたっぷり吸って湿ったままの状態になってしまうのです。

湿った靴下は乾くことなく冷えていき、覆われている足も徐々に冷たくなっていきます。

つまり、最初は足を温めていたはずの靴下も、時間が経てば体温を奪うことがあるということです。

 

2,足を締め付けて血行が悪くなるから

身体の冷えを治すには血行を良くする必要があります。

お風呂に入ったり、軽い運動が良いとされているのも、血液の循環を良くするからです。

ですが、靴下を履くと足先を圧迫してしまい、足の指や足首などの毛細血管を締め付けることになります。

毛細血管を締め付けてしまうと、血液の流れが悪くなって足先まで血液が行き渡らなくなり、かえって足を冷やすことになってしまうのです。

とくに睡眠中は、起きている時ほど足を動かしません。

足先を圧迫して血流が悪い状態で何時間も動かさなければ、朝目覚めた時に足が冷えていても不思議はないでしょう。

また、寝ている間に靴下が足を締め付けて血液が行き渡らなくなると、老廃物が身体の外に排出されにくくなり新陳代謝も悪くなってしまいます。

そうなれば、むくみの原因となる水分も身体の中に溜まりやすくなります。

むくみは毛細血管やリンパ管を圧迫して、老廃物はさらに溜まりやすくなり、肥満や体調不良を引き起こす要因にもなり得ます。

 

結果として、寝る時に靴下を履くのは良い?悪い?

医師の多くは、なるべくなら靴下は履かずに寝た方が良いと言います。

なぜなら、足の裏にある体温調節機能が正常に働いて毛細血管の隅々にまで血液が行き渡りやすくなるからです。

とはいえ、極度の冷え性で靴下を履かないと寝つけなくて困るという方や、長年ずっと靴下を履いて寝ていたから急に履かなくなると体調を崩すという方は、靴下を正しい方法で履いて寝れば質の良い睡眠のためには良いとされています。

 

オススメの快眠靴下と履いて寝る場合の3つのポイント

オススメの快眠靴下と履いて寝る場合の3つのポイント

 

1,おすすめは通気性・吸湿性・放湿性の高いシルク素材

寝る時に履く靴下は、通気性・吸湿性・放湿性の高い、寒さ対策に効果的な素材を選ばなければなりません。

一番のオススメは「シルク素材」です。

シルクはサラサラと肌触りが良く、通気性がいいのはもちろん、汗もしっかり吸う吸湿性も、汗を逃がしてくれる放湿性も持ち合わせています。

値段は少々お高めですが、シルク素材の靴下をベースとして下に履いて、その上から綿やウールの靴下を履くという「重ね履き」にも使えます。

冷え性の対策には、ただ靴下を履くより重ね履きする方が効果がありますので、シルク素材を先に履いて上から別の靴下を履くという方法も試してください。

とくに、最近ではシルク素材やウール素材の5本指ソックスが販売されています。

通気性も吸水性も放湿性も兼ね備えた5本指ソックスをまず履いて、その上から違う素材の靴下を履けば、より暖かくより眠りやすくなるでしょう。

 

2,足を締め付けない、ゆるい形の靴下を選ぶ

寝ている間に足を締め付けてしまうと、血液の流れが悪くなって足が冷えてしまいます。

快眠のためには、足首や足の指を圧迫しないゆるめの靴下を選びましょう。

翌朝起きた時、足に靴下の跡が残っているようなものは血液の流れを邪魔しています。

足先が靴下の中で自由に動かせるような靴下、たとえばルーズソックスのような締め付けのないものを履いてください。

足首を温めてくれるレッグウォーマーもオススメです。

レッグウォーマーなら足先まで覆わないので、蒸れて体温を奪われる心配もありません。

もちろん、少々ゆるめのレッグウォーマーにしてくださいね。

そして、最近では素材も種類も豊富になった5本指ソックスも、冷え性対策の強い味方になってくれます。

5本指ソックスには足の指を自由に動かせるという利点があります。

動かせることで血行も良くなり、冷え性にも疲労回復にも効果的です。

足が蒸れやすい人は通気性にも放湿性にも優れているシルク素材、乾燥しやすい人はウール素材の5本指ソックスを試してみてください。

その上からルーズソックスやレッグウォーマーを重ね履きすれば、冷え性対策としての効果は絶大です。

 

3,足先が暖かくなったら布団の中で靴下を脱ぐ

眠りにつき始めてウトウトすると、徐々に足先が暖かくなってきます。

その時に、ちょっと足をずらして布団の中で靴下を脱ぎましょう。

そのまま履いていると、暖まりすぎて暑くなり、掛け布団をはいでしまうこともあります。

足先が暖かくなったタイミングで靴下を脱いでおけば、体温調節もできてスムーズに眠りにつくことができます。

そのためにも、少しのアクションでも脱ぐことの出来る、ゆるい靴下を履いておく必要があるのです。

 

靴下を履いて寝る場合、特に注意が必要な人とは

靴下を履いて寝る場合、特に注意が必要な人とは

 

足が冷えて眠れないため靴下を履いて寝る人は多いですが、そのせいで逆に体調を崩してしまう場合もあります。

体質によっても気をつけなければなりませんが、持病などがある方はさらに注意してください。

 

冷え性の人

血液は、活発に動いている昼間に比べて、あまり動かずに眠っている間は流れがゆるやかです。

ですから当然、毛細血管によって手足に届く血液の量も少なくなっています。

そのうえ靴下によって血管を圧迫されれば、温かい血液はさらに届きにくくなり足先は冷えてしまいます。

また、血流は悪いのに靴下で足先だけが温かいと、体内温度が高いと脳が勘違いして、もっと低い体温になるよう設定し直します。

そうなると、暖かく快適に眠るために靴下を履いているのに、かえって身体を冷やして寝つきを悪くしてしまいます。

足先が暖まったら布団の中で靴下を脱ぐ、もしくは寝る前だけ履くようにしましょう。
関連記事
>>足が冷えて眠れない原因と対策10選!

 

汗をかきやすい人

私たちは寝ている間にも汗をかいています。

靴下を履いて寝ると、眠っている間に足の裏から出た汗が靴下に染み込んで、濡れた靴下は冷たくなっていくため足先も冷えてしまいます。

もともと汗をかきやすい人なら、寝ている間にかく汗も多くなります。

そのぶん足も冷えやすくなり、体調を崩しやすくなってしまうのです。

汗かきの人は、靴下を履いて寝るよりレッグウォーマーを使った方がいいかもしれませんね。

 

むくみやすい人

むくみは、水分が体内からうまく排出されないことが原因です。

睡眠中に靴下が足を締め付けていると、血液の循環が悪くなって老廃物が体外に排出されにくくなり、新陳代謝も悪くなって水分も身体に溜まってしまいます。

すると、むくみはさらに悪化していきます。

寝る時には、足を圧迫しない、すぐに脱げるようなゆるい靴下を履きましょう。

 

糖尿病の人

糖尿病の初期は、足の指や足の裏に痛みやしびれが生じますが、進行すると感覚が鈍くなったり感じなくなったりします。

もしそんな状態で靴下を履いて寝ると、靴下の締め付けが血管を圧迫していると気づかないまま圧迫性の炎症などを引き起こすこともあります。

朝起きた時に靴下の跡がついていないか確認して、少しでも跡が残るようなら更にゆったりとした靴下やレッグウォーマーに替えてください。

 

アトピーやアレルギー性皮膚炎の症状がある人

アトピーやアレルギー性皮膚炎の症状は、靴下や下着のゴムによる締め付けや、肌とごわごわした衣類との摩擦などで悪化することも多いようです。

とはいえ寒い冬場は乾燥しやすく、症状も出やすい時期です。

クリームや塗り薬を塗った上から靴下を履いて保湿することも大事ですね。

靴下を選ぶ際には、肌との摩擦が大きい麻素材やウール素材は避けましょう。そして、ゆるさもあって足全体をしっかり覆ってくれる、ルーズソックスなどがいいかもしれません。

 

寝る直前まで靴下を履いておく方法も効果的

寝る直前まで靴下を履いておく方法も効果的

 

私たちが眠くなる時、手や足は暖かくなって深部体温は下がっています。

つまり、手や足から熱が放出されることによって深部体温が下がり、脳が身体を休息させる時間だと認識して眠りにつくのです。

ですから血行が良くない冷え性の人は、手や足にうまく血液を運ぶことができず、手や足が暖まらないため深部体温も下がりにくくなって、いつまでも眠れる状態になれません。

それを防ぐには靴下は有効です。

靴下を履くことでとりあえず暖かくなり、血行も良くなって熱も放出されます。

また、寝る前に軽いストレッチなどを行うとさらに血流が良くなります。

靴下を履いたまま行えば、素足で行うよりずっと早く足先まで温まります。

そして、足先までしっかり温まったら、靴下を脱いで寝ましょう。

それだけでも寝つきがぐっと良くなります。

 

まとめ

まとめ

 

靴下を履いて寝ることにはメリットもデメリットもあるので、それ自体は良いとも悪いとも言い切れないようです。

ただ、靴下の素材や形や履く時間によっては、身体に悪い影響を与えてしまうので注意しなければなりません。

自分が使っている靴下が寝る時に履くのに相応しいか、履く時間は長すぎないか、朝起きた時の体調はどうか、今一度見直してみましょう。

私たちにとって質の良い睡眠はとても大切です。

「冷え性だから寝つきが悪いのは仕方がない」と諦めてしまっては、いずれ不眠症や睡眠障害などで悩まされるようにもなりかねません。

靴下の賢い使い方をマスターして、足冷えとは無縁の、快適な睡眠を手に入れましょう。

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