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快眠するために大切なパジャマの選び方8つのポイント

快眠するために大切なパジャマの選び方8つのポイント

「毎日よく眠れていない」「夜中に目が覚めてしまう」という方の中には、スウェットやジャージで寝ている人も多いのではないでしょうか。

ですが実はその症状、「パジャマ」を着て寝ることで改善されるかもしれません。

今さらではありますが、「パジャマ」とは眠るために作られた服装です。

快眠するために、より質の良い睡眠を得られるようにと考えられたのがパジャマなのです。

不眠症や睡眠障害で悩んでいる方こそ、ぜひ一度、パジャマを着て眠ることの大事さを真剣に考えてみてください。

 

快適な睡眠のために「パジャマ」を着る方がいい理由は?

快適な睡眠のために「パジャマ」を着る方がいい理由は?

 

パジャマは快眠のために作られている服で、睡眠の妨げにならないよう工夫がされています。

汗を吸い取る吸水性と吸湿性、汗をかいてもムレない通気性、睡眠中の体温を維持する保温性、何回洗濯してもへこたれにくいというのも利点です。

そしてパジャマの多くは動きやすい作りになっています。

適度なゆるやかさがあるので締め付け感もなく、寝返りがうちやすく、朝までしっかり眠ることができるのです。

 

パジャマで「眠るモード」にして脳を切り替える

パジャマで「眠るモード」にして脳を切り替える

 

パジャマは寝る前に着替えることで、体が「眠るモード」に切り替わるという役目も果たしています。

人間は服を着替えることで自然にスイッチが切り替わります。

仕事中にスーツや制服を着ていても、家に帰って部屋着になれば心も体もリラックスするのと同じです。

スーツを着れば「今日も一日頑張ろう」となり、部屋着になれば「ゆっくりしよう」、そしてパジャマに着替えれば「さあ寝よう」となるのです。

この「さあ寝よう」という「眠るモード」が習慣となってくることで、スムーズに眠りに入れるようになっていきます。

不眠症や睡眠障害のケースでは「寝つきが悪い」と困っている方がとても多いようです。

「寝る前にはパジャマに着替えてすぐベッドに入ること」を習慣づけて、快眠のために「眠るモード」を上手に利用してみましょう。

 

快眠できるパジャマを選ぶ8つのポイント

快眠できるパジャマを選ぶ8つのポイント

 

質の良い睡眠のためにはパジャマを着て寝ることが望ましいのですが、もっとも快眠に適したパジャマを選ぶにはいくつかのポイントがあります。

パジャマを購入するときには、すべてのポイントをクリアしているか確認したうえで、自分の好みに合った快眠パジャマを選ぶようにしましょう。

 

1,肌触りが良い、柔らかい素材であること

パジャマの肌触りは副交感神経の働きに作用するため、柔らかい素材のほうが「寝つきの良さ」や「快眠時間の維持」に良い影響を与えます。

ザラついた感触で刺激のある麻製のものより、シルクや綿といった素材のパジャマのほうが肌に触れる感触が優しいので、緊張がほぐれてリラックス状態になり快眠しやすいのです。

パジャマに適していない素材としては、ポリエステルやナイロンがあげられます。

どちらも汗をかくと蒸れやすくベタつきやすいので肌触りが良いとは言えず、快眠のためには避けてほしい素材です。

また、買ってすぐのパジャマにはノリ付けや柔軟加工がされているものがありますので、一度洗ってから着るようにしてください。

ノリや柔軟加工が落ちて表面が柔らかくなり、肌にしっくり馴染むようになります。

 

2,吸湿性・通気性・保温性に優れていること

人間は、体温調節のために一晩でコップ1杯分もの汗(約300ml)をかくといわれています。

パジャマには、これほど大量な汗をかいても快適に眠っていられるだけの機能が求められるのです。

汗を吸い取る吸水性や吸湿性はもちろんですが、パジャマが汗で湿ったままの状態が長く続くと、その水分で体が冷えてしまいます。

気温や湿度が高い夏場でも、汗で濡れたままのパジャマを着ていると蒸れて体に張りついてしまい、不快感から寝苦しくなって安眠の妨げになります。

そのうえ汗の水分が冷えることで体温が奪われていき風邪をひくこともあるのです。

ですから汗を吸っても乾きやすいという通気性も必要です。

また、皮膚に適度な潤いを保たせて体温調節してくれる保温性も、とくに寒い冬場などは必要になってきます。

ちなみに「フリース」素材も保温性が髙いのですが、吸湿性や通気性に欠けるためパジャマには向かないといわれています。

 

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3,睡眠中の「汚れ」の吸収がよく、丈夫な素材であること

眠っている間に出るのは汗だけではありません。

睡眠中に行われる新陳代謝によって、汗だけでなく「皮脂」や「垢(アカ)」も排出されているのです。

この皮脂や垢といった汚れが肌に残ったままでは皮膚疾患の原因になってしまい快眠できません。

汚れをよく吸収するのはなんといっても綿素材です。

シルクは肌触りは良いのですが、吸収性においては綿素材のほうが優れています。

しかし汚れが繊維に入り込んだまま長く着ていると、パジャマの吸水性や吸湿性、通気性や肌触りもなくなってきます。

ニオイが発生する原因にもなってしまいますのでこまめに洗濯する必要があり、繰り返し洗っても耐えられるだけの丈夫な素材であることも求められるのです。

 

4,寝返りがうちやすいもの

人間は睡眠中に何度も「寝返り」をうちますが、これは血液循環をよくしたり、汗を乾かすために大切な動作なのです。

起きている時、人は何時間も同じ姿勢でじっとしていると苦痛になってきます。

筋肉が凝り固まったり痺れてきたりで、精神的にも辛くなりますよね。

ですが意識のない睡眠中は同じ姿勢をとり続けることになるので、体の負担をなくすため人は無意識に寝返りをうつのです。

健康な人なら一晩で20回以上も寝返りをうつといわれていますので、快眠のために寝返りがスムーズに行えるようなパジャマを選びましょう。

寒い季節には厚手のスウェットやモコモコした着ぐるみのようなパジャマが暖かくて人気なようですが、眠っているときには布団との摩擦が大きすぎて引っかかってしまい、寝返りをうつのに大変な力が必要になります。

すると、寝返りがうてなくなる、眠りが浅くなる、布団まで動かしてしまいすき間が空いて寒くなる、ということにもなりかねません。

布団の中で体だけが楽に寝返りをうてるような摩擦が少ない素材は綿やシルク、最近では合成繊維にも良質なものがたくさんあります。

寝返りしやすいパジャマを選んで、睡眠中の刺激によるストレスを減らしましょう。

 

5,体を締めつけないデザインであること

快眠のためには、睡眠中に体を締めつけないことも大切です。

体を締めつけたままではリラックスできないということも理由の一つですが、睡眠中は血圧が低くなるので体を圧迫する場所があると血流が悪くなるからです。

血の流れが悪くなると手足が冷えて体温調節がうまくできなくなり、むくみの原因にもなります。

体全体にフィットしているデザインのものも避けましょう。

体からでた汗や汚れが体に張りついたままの状態になり、体が冷えたり皮膚疾患を起こしたりということが考えられます。

体とパジャマの間には少しすき間があるほうが、清潔を保てて保温性も高まります。

腰のゴムや手首のゴムなどがきついもの、体にピッタリしすぎているものは快眠には向いていません。

不眠症・睡眠障害を改善する一歩として、まずはどんな寝相でも寝返りをうっても体を締めつけない、適度なゆとりがあるパジャマを着用してください。

 

6,睡眠中にはだけにくく脱ぎ着がしやすいもの

昔ながらの旅館にあるような浴衣は、吸水性や通気性には優れていますが、寝ている間にはだけてしまうのが厄介です。

入院中などは診察がしやすいという観点からあえて浴衣タイプの寝間着を使用することもありますが、自宅でぐっすり眠るにはパジャマのほうが適しています。

しかし、睡眠中にはだけてしまったり、脱げてしまうようでは、気になって眠りも浅くなり熟睡できません。

胸の前が大きく開いているものやサイズが大きすぎるものは、はだけるだけでなく、寝返りをうつたびにそこから冷気も入ってしまいます。

脱いだり着たりが楽にできることも重要ですね。

夜中にトイレに行ったとき、すぐに脱げなくてモタモタしていると眠気が覚めてしまい、また布団に入ってもなかなか寝つけなくなってしまいます。

上下が別になっているものが望ましく、ツナギのような繋がっているタイプはやめましょう。

快眠のためには自分に合ったサイズで、脱ぎ着が楽ではだけにくい、睡眠の妨げにならないデザインのパジャマを選んでください。
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7,季節に合ったものを着る

日本には四季があります。暑い夏もあれば寒い冬もやってきます。

ですから、一年中同じパジャマで過ごすには無理があるのです。

暑い時期は汗を吸ってくれる吸水性や吸湿性、蒸れないように通気性も重視するべきで、半袖半ズボンでいいでしょう。

しかし寒さの厳しい冬場には、保温性に優れているものをもっとも重視した素材で、長袖長ズボンとなります。

比較的気温が安定している春や秋は、肌触りがよく適度に吸水性や吸湿性があるもの、早朝などは寒いときもありますので長袖長ズボンが無難でしょう。

 

8,寒くてもパジャマに重ね着はしない

冷え性で悩む女性はとても多く、手足が冷えて眠れないという理由から厚着をしたり、靴下をはいて寝る人も多いようです。

中にはキルティングやモコモコのパジャマの下にヒートテックや保温性の高い肌着を着たり、厚手の靴下を何足もはいて寝るという話もよく耳にします。

本人はよく眠れるための完全防備のつもりなのでしょうが、実はそれ、逆効果なのです。

人間には本来、体温を調節する機能が備わっているのです。

だからこそ、どんなに暑い国でもどんなに寒い国でも生きていける、それほど強い生き物なのです。

ですが、肌着を何枚も着て靴下を何足もはいて寝てしまうと、体は体温調節をする必要がなくなって機能が低下してしまいます。

それどころか、布団に入ってすぐはあったかくて心地良くても、寝入ってしまうと布団の中はもはや蒸し風呂状態になり、暑くなりすぎて多量の汗をかくことになります。

そのたくさんの汗が蒸発して、体はよけいに冷えてしまうのです。

寒いから厚着する、厚着して寝るから多量の汗をかく、たくさんの汗が冷えて体も冷える、冷えるからさらに厚着をする、と悪循環になってしまいます。

冷え性がきっかけで不眠症や睡眠障害になってしまった方もいらっしゃるでしょうが、この悪循環を断ち切るためにも、布団の中では薄着にしましょう。

たくさん着込んで寝ると寝返りもうちづらくなり、血行も悪くなります。

保温性の高い薄手のパジャマを着て寝る習慣をつけましょう。

ちなみに、電気毛布も使い方を間違えると冷え性が悪化します。

布団のあたためだけの使用におさえて、寝るときにはスイッチを切るようにしてください。
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パジャマはどのくらいの頻度で洗濯するのが良い?

夏場は汗もたくさんかくため毎日でも洗濯しましょう。

生地も薄手なのですぐに乾きます。冬場のパジャマは、汗をかく量によっても違いますが、週に2~3回は洗いたいところですね。

冬でも布団の中は暖かいので、自覚はなくても睡眠中は汗をかいています。

汗で湿ったままでは雑菌が繁殖しやすくなってしまいますので、洗わない日も部屋に干しておくなどして乾燥させるようにしましょう。

 

素材の特徴を知ってパジャマを選ぶ

素材の特徴を知ってパジャマを選ぶ

 

パジャマにはさまざまな素材が使われています。

そして素材にはそれぞれの特徴があり、使う季節や使う人によってメリットにもデメリットにもなります。

パジャマ選びを失敗しないために、素材の特徴を知っておきましょう。

 

コットン

綿は、パジャマ選びではもっともポピュラーな素材です。

肌触りがよく、吸水性・吸湿性・通気性・保温性とすべてに優れているため快眠しやすく、オールシーズンで活躍します。

洗濯にも強く比較的安価というのも人気の一因です。

 

(パジャマ工房)オーガニックコットン パジャマ レディース 長袖 前開き 天竺ニット

 

 

シルクやリヨセル

サラサラとした肌触りで着心地がいいのが特徴です。

伸縮性もあり締めつけ感がありません。

少し高値で洗濯に手間はかかりますが、高級で贅沢感のあるパジャマ素材として人気があります。

 

高級シルク パジャマ レディース 100% 天然の蚕絹 光沢があり心地よい肌さわりルームウェア 長袖 上下セット Luuhann(M)

 

 

ザラついた素材のため肌触りには好みがありますが、掛布団を必要としない夏にはとてもすぐれた通気性を発揮します。

汗をよく吸ってくれるので、寝苦しい夜にはオススメです。

 

Cadeau屋 リネン(麻)100% ナイトウェア <夏は涼しく、冬はあたたか。睡眠をもっと快適に>

 

 

両面パイル

冬場のパジャマとして、冷え性や寒がりの方から好まれています。

保温性があり肌触りもよく、暖かい空気を取り込んで逃がさないという特徴があります。

ただし、厚着をすると汗をかきすぎてしまいますので注意しましょう。

 

ケーズアイ ペアパジャマ ふわふわパイル地ナイトウェア長袖・長パンツ 春秋向き素材

まとめ

まとめ

 

パジャマは「快適な眠りを生みだすために作られた服装」で、質の良い睡眠には欠かせないものです。

肌触りがよく、汗をかいても気にせず眠っていられる着心地のいいパジャマなら、睡眠中の体温も維持してくれるので朝までしっかり快眠できることでしょう。

冷え性の方、不眠症や睡眠障害でお悩みの方はぜひ、しっかり眠るためのアイテムとして真剣にパジャマ選びを見直してください。

そして、布団に入る前にはパジャマに着替えて「寝るモード」を作ることから始めてみましょう。
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