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子供が朝起きれないのは病気?原因と対策をチェック

子供が朝起きれないのは病気?原因と対策をチェック

朝、起きなくてはならない時間なのに、目を覚ますことができないと悩みを抱えている方はいませんか?

夜眠ることができないことも辛いですが、それと同じくらい朝目を覚ますのが大変と感じている方は多いものです。

朝起きられない症状に長年悩んでいると言うのであれば、それは病気かもしれません。

特に子供に多い病気もあります。

まずは、朝起きられない原因を知ることが大切です。

ここでは、朝起きることができない原因とその解決法について見ていくことにしましょう。

朝起きられない原因とは?

朝起きられない原因とは?

 

朝起きられない原因にはどんなことが考えられるのでしょうか?

その原因について見ていきましょう。

 

寝不足

一般的に朝起きられない理由として考えられるのが、寝不足です。

睡眠に必要な時間を確保できていない場合、人は朝起きることが困難になります。

不眠症などで、どうしても寝ることができない場合は別ですが、単なる寝不足であれば、睡眠時間をたっぷり取るよう心がけることで朝起きることができます。

夜更かし、早起きなどを控え、体と脳をしっかり休ませることで改善が見られますので、特に起きられないと心配する必要はないでしょう。

 

ロングスリーパー

人の平均睡眠時間は約6時間から8時間と言われていますが、これはあくまで平均値です。

必要となる睡眠時間には個人差があり、人によっては7時間では十分でないことがあります。

それがロングスリーパーと呼ばれる方々です。

ロングスリーパーの場合、例え8時間寝ても寝足りないと感じてしまうため、8時間後に起床することになっても、起きることが難しくなります。

ロングスリーパーの中には睡眠時間が10時間以上必要と言うことも珍しくありません。

ロングスリーパーが朝しっかり目覚めるためには、自分に必要な睡眠時間を知り、それに合わせて就寝時間を決める必要があると言えるでしょう。

 

体内時計が乱れている

体内時計は入眠、起床だけでなく、血圧や体温の日内変動やホルモンの分泌などを担っていますが、この体内時計が乱れてしまうと、起きるはずの時間に起きることができなくなってしまいます。

正常な状態では体内時計の乱れも毎日太陽光を浴びることでリセットされ、改善されていきますが、この体内時計は個人差があり、もともと体内時計のサイクルが長い人などの場合、調節が難しいこともあるのです。

体内時計が正常に働くよう心がける必要があります。

 

眠りの質が悪い

睡眠は、疲労回復、精神の安定に重要な役割を果たしています。

しかし、質の悪い睡眠を続けている場合、その効果が十分に果たせなくなり、体や神経が疲れ、朝起きられなくなってしまいます。

「私は十分睡眠時間が取れているから、問題ないだろう」と思っているなら間違いです。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、質の良い睡眠とはこの中のノンレム睡眠の状態か深く関係しています。

深い眠りでなければ脳が休まることができないからです。

ノンレム睡眠はその長さ、その深さが疲労感に直結するため、双方とも十分量でない場合、質の悪い睡眠となり、朝起きることができないと言う症状をもたらします。

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自律神経の乱れ

自律神経もまた、睡眠に深い関係があります。

寝ている時には副交感神経が優位に立っていますが、起きるためには副交感神経の働きを抑え、徐々に交感神経が優位になるよう切り替えなくてはなりません。

自律神経が乱れている場合、この神経のシステムが思う運ばず、眠れない、起きられないと言う症状を引き起こしてしまうのです。

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低体温・低血圧

低体温や低血圧と言う方の場合でも、朝スムーズに起きることができると言う方はいます。

低体温だから低血圧だから、朝起きられないとは限らないのです。

しかし、人は起床時間に向け、体温や血圧を上げ、体を起きるモードへと切り替えなくてはなりません。

この作用が上手く働かない場合、朝起きることが難しくなります。

低体温や低血圧の方は、それが原因で自律神経が乱れてしまったり、体温や血圧の上下動が少ないことから質の悪い睡眠になりがちなため、そのことが引き金となって朝が弱くなってしまうケースが多いのです。

 

ストレス・疲労をためない

働いていたりすると疲労やストレスが何かと溜まりがちですが、こうしたストレスや疲労は、自律神経や体温や血圧の乱れを引き起こします。

つまり、朝起きることを困難にさせてしまっているのです。

適度な運動で体が疲れる分には、自律神経なども乱れることがありませんので、よく眠り、スッキリと目覚めることができますが、溜め込んだストレスや疲労は睡眠の質まで下げてしまうため、より肉体的、精神的疲労を招いてしまいます。

眠ることができない、朝起きることができない悪い状況をまた作ってしまうのです。

その日のストレス、疲労はその日のうちにできるだけ取り除くようにしてくださいね。

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朝起きるために

次からは上記の原因を踏まえて、朝起きることができる対策について考えていくことにしましょう。

どのようなことに気を付ければ、朝きちんと起きることができるのでしょうか?

 

生活習慣を見直す

生活習慣を見直す

 

朝起きられない原因である睡眠不足、夜更かし、自律神経や体内時計の乱れ、低体温や低血圧を克服するためには、生活習慣を改善していくことが大切です。

 

規則正しい生活リズムを心掛けよう

生活習慣の見直しの一つとして生活リズムを一定に保つよう心がけましょう。

決まった時間に起床し、同じ時間に朝食、早めの就寝と健康を見据えた生活を送ることで、体内時計や自律神経まで修正することができます。

例え休日などであってもこのサイクルを守り、快適な目覚めを手に入れましょう。

 

ストレス・疲労を溜めこまない

現代社会、ストレスを溜めないと言うのは難しいことではありますが、日々上手に発散できる方法を考えましょう。

寝る前に好きな音楽を聴いたり、アロマキャンドルを焚いてみたり、友人に嫌な出来事を話すだけで、ストレスは解消されていきますので、ぜひ試してみましょう。

また、仕事の疲労もその日のうちにできるだけ解消させていきましょう。

毎日お風呂はシャワーと言う方も多いと思いますが、ゆっくり湯船に浸かることで肉体的疲労は大分軽減されます。

ストレス、疲労は自律神経さえも狂わせてしまいますので、溜めないよう心がけていきましょう。

 

自分の睡眠を理解し、質の良い睡眠を目指そう!

自分の睡眠を理解し、質の良い睡眠を目指そう!

 

人によって睡眠のスタイルはそれぞれ異なります。

ロングスリーパーのように、たっぷり眠らなくては十分な睡眠時間が取れない方、ショートスリーパーと言って短い睡眠でも快眠できる方、また最も人口の多く、平均7時間程度の睡眠が合っているバリュアブルスリーパーに分かれ、このバリュアブルスリーパーの中でもショートスリーパー寄り、ロングスリーパー寄りがあります。

人それぞれ睡眠時間だけ見てもこんなに差があるのです。

また、夜を得意とする方や朝を得意とする方とタイプも様々です。

夢ばかり見ると言う方や全く夢を見ない方など睡眠の質の良し悪しも違っています。

自分の日中の状態と照らし合わせ、自分の睡眠のタイプ、必要な睡眠時間をしっかりと把握しましょう。

日中、集中力に掛けるようなことがあったり、眠気に襲われるようであれば、おそらく今の睡眠時間は足りていません。

その程度によって少しならプラス1時間、ひどい様なら3時間付け足し様子を見てみましょう。

反対に、その日によって満足する睡眠時間が異なる場合には、寝すぎている可能性が高くなります。

平均の睡眠時間を割り出し、毎日の睡眠時間としてみてください。

他にもなかなか眠れない、寝ているはずなのに倦怠感が残ると言うなら、睡眠の質が落ちている証拠です。

睡眠の質を上げる努力をしていきましょう。

自分に合った睡眠を見つけ、朝気持ちよく起きられる眠りを目指すことが大切です。

 

「朝起きられない」は病気の可能性も…

「朝起きられない」は病気の可能性も…

 

朝起きることができない原因と対策を見てきましたが、中には十分な睡眠時間を取って規則正しい生活を送っているにも関わらず、朝起きられないと言う方もいることでしょう。

ここで挙げた原因に当てはまらない方は少なくありません。

では、他の理由としてどのようなことが考えられるのでしょうか?

それが「睡眠障害」などの病気です。

実は朝起きることができないと言う症状を伴う病気が存在します。

朝起きることができないと「やる気がない」「怠け者」と人に取られることもあり、辛いと思いますが、きちんとした治療を受けることで改善が見られますので、一人で悩むことはせず、病状に合った治療に取り組むようにしましょう。

朝起きることができない病気にはどんなものが考えられるのでしょうか?

 

朝起きられない病気とは?

朝起きられない病気とは?

 

どうしても朝起きることができない場合には、以下のような病気が考えられます。

 

睡眠相後退症候群

夜寝なくてはならない時間になっても眠れず、朝いつも起きることができないようであれば「睡眠相後退症候群」の可能性が高くなります。

睡眠相後退症候群とは慢性的な睡眠のタイミング障害で睡眠障害の一つです。

早く寝ようとしても眠れないのですが、決まった時間になると眠ることができるため、単なる夜更かしと言われてしまうことも少なくありません。

睡眠障害と聞くと全く眠ることができない、不眠症を思い浮かべがちですが、この睡眠相後退症候群は休日などであれば、しっかり睡眠をとることができるため、誤解されやすい病気とも言えます。

若い世代に発症が多く見られ、特に10代、20代と言った学生に集中しています。

人はそれぞれ体内時計と言うものを持っており、その体内時計に従って眠気を感じ、入眠し、起床すると言う仕組みがありますが、この体内時計は人それぞれ刻む時間が異なります。

平均でも25時間と言われているため、一日24時間より長いサイクルとなっているのです。

そのため、上手く調節ができないと体内時計は日々ずれ込んでしまいます。

それなら、「皆の体内時計が狂ってしまうのでは?」と思う方もいると思いますが、朝起きて太陽を浴びることで、24時間サイクルに合わせ、毎日リセットを行っているのです。

ですが、睡眠相後退症候群はそのリセットが何らかの原因で徐々に上手くいかなくなり、眠る時間、起きる時間が後退してしまう病気です。

重症化してしまうと昼と夜が逆転してしまい、学校生活、社会生活に支障をきたしてしまうこともあるため、軽視しては危険です。

また、治療のために入院などが必要になることもありますので、早めに治療に取り組むことが大切と言われています。

関連記事
登校・出社拒否になる前に!睡眠相後退症候群の症状と改善法

 

子供に多い起立性調整障害

起立性調整障害とは自律神経の乱れが原因とされている自律神経失調症の一つで、思春期に発症の多い病気です。

症状は朝起きられないと言う他に、夜眠ることができない、立ちくらみ、倦怠感、食欲不振、頭痛、動悸、集中力低下、イライラなどが見られます。

小学校高学年から中学校に発症するケースが最も多く、男児よりも女児によく見られる病気です。

また、春から夏と言った時期の朝、または午前中に集中して発症が認められています。

人間は心臓の働きで血液を全身に通わせていますが、重力で足など下方向に行った血液は足の筋肉の力を借りて心臓のある上まで血液を戻さなくてはなりませんが、この血液の循環が上手くいかなくなると自立神経が乱れ、起立性調節障害を引き起こします。

つまり、朝起きることができなくなってしまうのです。

起立性調節障害の中には、起立直後性低血圧、体位性頻脈症候群、神経調節性湿疹、遷延性起立性低血圧などがあり、大人で発症するケースもありますので、まずは医療機関に相談してみることが必要と言えるでしょう。

精神的なケアも含め適切な治療を受けるようにしましょう。

 

ここで紹介した病気はあくまで代表的な例に過ぎません。

朝起きられない根本原因には色々な病気が潜んでいる可能性がありますので、思い当たる節があるのなら、迷わず一度専門医療機関で受診してみましょう。

 

まとめ

「朝起きられない」悩みは他人には分かりにくいものです。

 

「朝起きられない」悩みは他人には分かりにくいものです。

自分では真剣に悩んでいても他人は「やる気がない」と受け止められることも多く、心痛むこともあると思いますが、「朝起きることができない」症状は生活習慣の改善や疲労、ストレスへの配慮で徐々にですが、改善が期待できます。

あきらめずスッキリ起きられる朝を目指していきましょう。

ただし、病気が原因で朝目覚めることができないケースも考えられます。

ここで挙げたような症状が見られる場合には、必ず医師に相談してみてください。

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