眠りの窓口

ラベンダーの睡眠作用と効果的な使い方とは?


生活習慣の多様化が目立つ現在、ストレスを抱えることで、不眠症になる方が増えています。

睡眠に効果があるといわれるものはいくつかありますが、古くからアロマの代表として知られている「ラベンダー」は、特に睡眠に高い効果を発揮するといわれています。

ここでは、紫色やピンクの可憐な花を付け、多くの方に親しまれている「ラベンダー」の特徴的な睡眠障害への効果について詳しく見ていくことにしましょう。

 

ラベンダーってどんな花なの?

ラベンダーは、シソ科ラベンダー属の常緑小低木で、地中海沿岸が原産国の植物です。

日本では、高原に広く群生させ、紫の絨毯のような美しさと香りで人気の高い花です。

中でも、北海道の富良野地方のラベンダー畑は有名で、毎年たくさんの観光客が訪れていることでも知られています。

ラベンダーの名前の由来は、ラテン語の「Lavare(ラヴァレ)」で、「洗う、入浴する」と言う意味があります。

数あるハーブの中でも人気の高いラベンダーは、様々な生活のシーンで、多くの方に愛用されてきました。

古代でもローマ人が公衆浴場にラベンダーを浮かべ、香りを楽しみながら入浴したといわれていますし、「ハーブの女王」とも称賛されるラベンダーは、ドライフラワーやポプリなど、様々な商品として販売されています。

園芸でも容易に育てることが出来ますので、比較的に手に入りやすいハーブといえます。

 

ラベンダーの効能

ハーブやアロマと言えば「ラベンダー」を思い起こす方が多いといわれるほど、認知度の高いアロマを代表する香りです。

ラベンダーには、精神を安定させる効果があり、古くから多くの人を安眠へと誘ってきました。

ラベンダーに含まれている、酢酸リナリルやリナロールなどの成分は、鎮静作用や血圧の低下などに作用するとされています。

やけどや傷の治療にも用いられるため「メディカルハーブ」と称され、古くから医療用としても広く使われていますが、同時にラベンダーの持つ、様々な効果を検証するために、睡眠についての研究も行われてきています。

不眠症に悩んでいる方を対象とした最近の研究では、ラベンダーの香りを嗅いだ方と嗅いでいない方とでは、リラックス感に違いが出たために、睡眠への高い効果があることが証明されています。

また、深い睡眠に入るまでにかかる時間にも大きな差があることが分かっており、睡眠導入にも効くハーブです。

近頃では医療の現場だけでなく、介護施設でもラベンダーを活用し始め、その様々な効能は実証されています。

 

ラベンダーの主な効能は、
・睡眠障害の緩和
・鎮静作用
・血圧の降下作用
・抗ウイルス作用
・抗不安作用
・消炎作用
・抗うつ作用
などです。

 

ラベンダーのアロマオイルは、肌への刺激も少なくなっていますので、初めての方でも、比較的使いやすいものとなっています。

数あるハーブの中でも、ハーブの女王と呼ばれているだけあって幅広い効能のあるハーブです。

 

睡眠効果を得られるラベンダーの楽しみ方

ラベンダーには、切り花として花や香りを楽しむ他にも、ポプリとして香りを楽しんだり、お茶として飲んだりするなど、様々な楽しみ方があります。

ハーブティーとしてのラベンダーには、精神安定の効果や鎮静作用があり、ストレスの緩和の効果が期待できます。

また、リラックス効果もあり、高ぶった交感神経の働きを抑えてくれます。

ハーブティーとしてラベンダーを使用する場合には、快眠を促すためにも就寝時間の1時間位前に飲むのがベストと言われています。

身体が徐々に温まっていき、眠気を誘います。睡眠をもたらす以外にも、高血圧や生理不順、消化不良など消化器系の不調を整えてくれますので、健康な体作りのためにも毎日飲むことを習慣としてみるといいでしょう。

ラベンダーをそのままハーブティーとして飲むだけでなく、先ほど紹介したポプリとして用いる方法も睡眠障害の問題解決につながります。

乾燥したラベンダーをポプリケースなどに入れ枕元に置いておくことで、柔らかい香りに包まれながら、心身共にリラックスでき、安眠を得ることができるようになります。

 

睡眠障害に効く、ラベンダーのアロマバス

香り高いラベンダーには、ハーブティーとして楽しむ他にも、様々な香りの楽しみ方があります。

ラベンダーの香りは花だけではなく、茎や葉全体で楽しむことが出来ますので、アロマバスとして取り入れてみるといいでしょう。

ラベンダーはアロマバスとして使用すると、香りから高いリラックス効果を得られ、安眠作用を発揮してくれます。

アロマバスとして楽しむ場合には、ラベンダーの香りを鼻から取り入れるだけではなく、ラベンダーの有効成分を肌から直接取り入れることができますので、更に安眠が期待できます。

アロマバスとしてのラベンダーを最大限に生かすためには、適温といわれる38~40℃のお湯に、3~4滴のオイルを垂らし全体にかき混ぜて、オイルがいき渡るようにしてから入るといいでしょう。

アロマバスは特別な道具の準備もいらず、オイルさえ購入すれば、身体を温め睡眠障害にも高い効果を発揮してくれます。

リラックスでき、安眠につながるだけでなく、消炎効果も期待できますので、冬など外気が乾燥する季節などは肌荒れの予防としても有効です。

 

睡眠効果をより高める使い方

睡眠障害の解消や血圧の降下にも作用するラベンダーですが、よりたくさんの睡眠効果を発揮してもらうためにも、使い方を一工夫してみるといいでしょう。

ラベンダーの香りは、穏やかに鎮静効果を発揮しますので、睡眠にうまく作用させるためには、就寝時間の1~1.5時間くらい前からの用いるのがベストと言えます。

ラベンダーの甘い香りに誘われて、リラックスした状態が作られたうえで、自然と睡眠モードに入るのが最も良い使い方と言えますから、どうしても一定時間が必要となってきます。

人によって効果が出るまでの時間には個人差がありますので、自分に合うよう調節してみましょう。

また、ラベンダーアロマにはたくさんの種類が販売されており、商品によって香りの強弱があります。

初めて使う場合には、ほど良く香るものを購入するといいでしょう。

枕元などに置く場合にも、体温によって温度が上昇することで、香りが更に強く感じられることもありますので、使用量にも注意しましょう。

最初は2、3滴から使い始めてみるといいでしょう。

毎日色々な方法で睡眠障害解消のために使用することを考え、コストパフォーマンスの優れたものを選んでみましょう。

 

ラベンダーを使用する時の注意点

アロマの中には、ラベンダーに限らず様々な香りのものがありますが、人それぞれ好みは異なりますので、ラベンダーの香りがいくら睡眠に効果があるといっても、好みの香りでなければ、快眠をもたらしてくれない場合があります。

また、初めから一度にたくさんの量のラベンダーを使用してしまうと、いくら好きな香りでも強く感じ過ぎてしまい、かえって逆効果になってしまうこともあるのです。

まずは、好きな香りかどうか確かめたうえで、少量から使用してみるといいでしょう。

他にもラベンダーには、血圧を下げる効果がありますので、低血圧の方の場合には、医師などに相談したうえで睡眠障害の解決法として使用してみるといいでしょう。

 

関連記事
>>知っておきたい不眠症に効果のあるアロマ10選!

 

まとめ

生花としてもポプリやアロマとしても人気の「ラベンダー」には、高い睡眠への誘導作用やリラックス効果があります。

ラベンダーは天然ハーブならではの優しい香りと穏やかな効き目となっていますので、初心者でも気軽に使用できます。

睡眠障害を克服するためにハーブを活用してみたいと思うのであれば、ラベンダーが一番かもしれません。

自立神経のバランスを整える効果もありますので、日常生活の中でストレスが多く、睡眠障害の原因となっている方にとってはぜひ使ってほしいハーブです。

睡眠障害を解消するためにも、質の良い安眠を手に入れるためにもぜひラベンダーを上手に取り入れてみてくださいね。

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