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妊娠初期に眠れないのはナゼ?不眠の原因と7つの対策

妊娠初期に眠れないのはナゼ?不眠の原因と7つの対策

体調の不安定な妊娠初期になかなか眠れないという妊婦さんはたくさんいます。

妊娠初期というのは精神的にも肉体的にもまだまだ 妊娠という現実のせいもあり、寝れずにトラブルを抱える人は多くいるようです。

眠れないという不眠の状態は妊娠初期の症状でもあるのでそれほど心配する必要はありません。

しかし、眠れないということは脳や体をしっかり休めることもできませんので体調を崩しやすく、ストレスの原因にもなります。

妊娠初期によくある眠れない不眠の原因は何なのでしょう?

また、妊娠初期の不眠にはどのような対策をとれば良いのでしょうか?

 

妊娠初期とはいつ?

妊娠初期とはいつ?

 

妊娠初期というのは、妊娠5週から妊娠15週まで、妊娠月数でいうと、妊娠かな?と思い始めた妊娠2ヶ月から妊娠4ヶ月までを言います。

妊娠37週で正期産ですのでおおよそ全体の妊娠期間の3分の1ほどの期間ですが、妊娠中期は妊婦の体調も精神も安定していることも多いので安定期などと言われるのに対して、妊娠初期はつわりなどに苦しむ人もいます。

妊娠という現象を受け入れる段階で精神的にも不安定な時期と言えるでしょう。

 

起きやすい症状とは?

妊娠初期の症状とは?

 

妊娠したという事実にいつ気づくのかは非常に個人差が大きいのですが、生理がなくなったり、体調が何となく悪いという症状によって妊娠したことに気づくことが多いです。
受精卵が子宮内膜に着床すると妊娠が確定しますが、その時点から女性ホルモンのバランスや分泌量も一気に変化していきます。

これらの変化によって体調が今までと変化してくることで妊娠初期症状が出てきます。

妊娠すると基礎体温の温度が高温のまま維持されるので、体温が高温であることで何となく微熱が出たり、熱っぽくなったり、だるくなったり、眠気が出たりします。

他にも下痢や便秘になったり、つわりによって胸がむかついたり、吐き気が出ます。

また、胸が張るという症状もあります。妊娠初期の体調の悪さというのは個人差が大きく、全く自覚症状がないという人もいますし、ずっと寝込んでしまうほど体調を崩す人もいます。

つわりというものは、食べることができない、吐く、気分が悪いというような辛い症状なので妊娠初期には問題ですが、妊娠初期に「眠れない」という不眠症状も非常に苦しい症状といえます。

 

初期の不眠の原因とは?

妊娠初期の不眠の原因とは?

 

妊娠初期に眠れないという症状についてですが、実は妊娠と不眠の関係にはあまり科学的に明確な事実はありません。

しかし、妊娠することによって様々な体調や妊婦を取り巻く生活環境が妊娠初期の不眠に関係してきているようです。

 

生活リズムの乱れ

妊娠によって体温が高温期になると、体が熱っぽかったり、体が火照ったりします。

体が暑い状態が日中に起こると、昼にもかかわらず眠気に襲われ、昼寝をするということになります。

昼寝を長時間取ることによって、体内リズムが変わり夜になってもなかなか眠れないということになります。

下手をすると昼夜が逆転してしまうほどの体内リズムの乱れにもなり体調にも影響してきますので妊娠初期は注意が必要です。

 

子宮が大きくなる

妊娠すると子宮は胎児を育てるために徐々に大きくなっていきます。

妊娠初期ではまだまだ子宮の大きさは小さいですが、通常よりは多少大きくなります。

子宮が大きくなると膀胱が圧迫されます。膀胱が圧迫されるとトイレの回数が多くなります。

今まで朝までぐっすり眠れていた人でも夜中のトイレの回数が増えることにより、熟睡できなくなり、十分な睡眠が出来ないという中途覚醒のような状態が続きます。

 

ホルモンの変化

妊娠すると女性の体のホルモンは大きく変化します。

特に女性ホルモンのプロゲステロンは分泌量も多くなるので吐き気やイライラ、憂鬱などの症状が出ます。

特につわりによる吐き気はやはり非常に辛いもので、酷い人は1日中気持ちが悪いという状態になり夜もなかなかすっきり眠る事ができません。

つわりは通常、妊娠中期になると緩和されてすっきりした体調に戻るという人も多いのですが、出産までつわりの吐き気があるという人もいますので、そのような人は出産まであまりよく眠れないという状態が続きます。

 

妊娠によるストレス

妊娠が分かると嬉しい半面、不安や恐怖、心配事が徐々に増えてきます。

楽しく前向きにマタニティーライフを送ることができると良いのですが、妊娠によってホルモンバランスが今までと大きく違ってくるということで、精神的に不安定になりがちなのが妊娠初期です。

精神的ストレスが大きいと自律神経のバランスも崩れてしまうので体調などもどんどん悪くなり、不眠の状態になってしまいます。

特に初めての妊娠によって精神的に不安定になっている人は注意が必要です。

 

妊娠初期に知っておきたい7つの不眠対策

妊娠初期に知っておきたい7つの不眠対策

 

1,ゆったりし気持ちをもつ

妊娠によって不安や心配事が増加してくるとどうしても夜などに落ち着いて眠る事ができません。

特に初めての妊娠などで妊娠に慣れていない人は妊娠に対する不安だけでなく、出産への不安、育児への不安、人間関係など様々な不安が膨らんできます。

通常ならばあまり気にしないようなことでも、妊娠によって精神が敏感になっているのでストレスにもなりやすくなります。

妊娠は病気ではありません。色々な不安はお母さんになる人ならば誰でも持つものです。

不安にならないようにすることも大切ですが、気持ちを大きくもってゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

様々な心配ごとがある場合は、配偶者や友人、知人など周りの人に気持ちを聞いてもらうのも効果的です。妊娠に対する心配がある場合は、遠慮することなく専門医に相談したり、医療機関の保健師や看護師、助産師などに聞いてもらいましょう。

一つずつ不安を消していけばきっとゆったりした気分になります。

あまり小さいことにクヨクヨしたり、気にしすぎたりしないようにしましょう。

 

2,スケジュールを流動的に

妊娠するということはやはり個人差はあるものの体調が変化したり、悪くなる人が多くなります。

体調が悪かったり今までと違うと、妊娠前はこなせていた仕事がなかなか思うように進まなくなります。

無理をして今までどおりに仕事をしようとすると体調が悪くなったり、そのことが原因で眠ることができない状態になってしまいます。

妊娠したならば、できるだけ無理をせずに、体調を考えながらゆとりのある行動をしましょう。

仕事をしている人はできるだけ周りの理解を得るように上司に妊娠していることを相談するのも良いでしょう。

家で家事をしている人も体調の悪い日は無理をせずに上手に手を抜くことも大切です。

スケジュールなどをあまりきっちり詰め込むことのないように、体調に合わせて流動的に対応できると気持ちにもゆとりが出てきます。

妊娠しているということを忘れないようにスケジュールを組みましょう。

 

3,服装に注意する

妊娠初期ですのでまだまだマタニティーなど必要がないと思うかも知れませんが、やはり体は徐々に変化しています。

お腹周りなどは確実に大きくなってきますし、締め付けるようなデザインは妊娠している体には適しません。

ウエストのあたりはゆったりしている服装を選ぶことが大切です。

マタニティーの洋服を買わないで普通の洋服で妊婦時代を過ごす人もいますが、お腹やお尻あたりにゆとりがある服装が良いでしょう。

体を締め付けると血流が悪くなります。血流が悪くなると体が冷えてきますので深い眠りができません。

最近ではマタニティーでもオシャレなデザインの服が増えてきました。マタニティー服はやはり妊婦のことを考えて作られている服装ですので動きやすくおすすめです。

妊娠中でもオシャレを楽しむことで気持ちも明るくなりますので精神的にも落ち着きます。
精神的に安定することは良質の睡眠を取るためにも重要です。

 

4,体を冷やさない

妊婦は特にお腹や足もとを冷やしてはいけません。体の冷えは血流を悪くします。

妊婦は体内の胎児を育てるためにも血液が必要ですし、体の冷えは体温を下げます。眠れないという妊婦の多くは手足など体の末端が非常に冷えています。人間は体温を上げるために非常にエネルギーを無駄に使いますし、体温が低いと入眠が上手くいかないばかりか、体の冷えが原因で夜中に何度も目覚めてしまいます。妊娠初期でもお腹は腹巻をし、脚は靴下で冷えないようにしましょう。夏などは暑いと思いますが、素足などは体を冷やします。

 

5,入浴は眠る1時間ほど前に

入浴というのは妊婦に限らず、睡眠に非常に有効です。

しっかり湯船にお湯を張って温まることで体を芯から温めることができます。妊婦ですので入浴温度はあまり熱いお湯は向きません。

少しぬるい目のたっぷりのお湯にゆったり浸かりましょう。

入浴すると血流が良くなりますので体温があがり、入眠しやすくなります。

また、リラックス効果もあるので精神的にも良いですし、自律神経を整えるためにも有効です。

入浴は就寝の1時間ほど前に上がってくる位が丁度良いでしょう。

あまり早く入りすぎると湯冷めして風邪を引いてしまいます。

 

6,眠る前に温かい飲み物を飲む

就寝1時間ほど前にあたたかい飲み物を飲むと気分も落ち着き、お腹の中が温まるので良く眠れます。

温かくても睡眠に適した飲み物を選ぶことが大切です

。妊娠初期は、もちろんカフェインは避けるべきです。

睡眠のためにも眠る前にカフェインの摂取は神経を興奮させるのでよくありません。

ホットココアやホットミルク、生姜湯などは眠れない時に体を温めるのに最適な飲み物です。

 

7,ツボを刺激する

体のツボで安眠に効果があるのは安眠(あんみん)というツボです。

耳の後ろの尖っている骨から指1本分離れた場所にありますが、不眠や寝不足に効果がありますので眠れない時に刺激してみましょう。

また、百会(ひゃくえ)というツボは両耳から上がったところにある頭の真ん中あたりにあるツボです。

不眠やストレス解消、リラックス効果があります。

いずれのツボも妊娠初期にも悪影響がありませんので是非試してみましょう。

 

関連記事
>>妊娠後期に眠れないのはなぜ?不眠症の原因と解消法
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まとめ

まとめ

 

妊娠初期に眠れないというのは珍しいことではありません。

安定期に入ってくると徐々に体調も良くなって以前のように眠ることができるようになりますので、あまり深刻にならず、リラックスしてゆっくり過ごすことを心がけましょう。

また、体の冷えは赤ちゃんにとってよくありませんので、入浴や温かい飲み物を飲むなどしてしっかり対策していきましょう。

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