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目の下のたるみは睡眠不足が原因!?寝る前マッサージ解消法

  • 最終更新日:2018.08.19
  • 公開日:2018.08.16
目の下のたるみは睡眠不足が原因!?寝る前マッサージ解消法

睡眠不足は健康面に色々な影響を与えます。それだけ人間にとって睡眠は大切であるということです。睡眠不足になると目の下がたるんだり、酷いクマができることがありますが、どうして睡眠不足だと目の下がたるむのでしょうか?

睡眠不足と目の下のたるみとの関係、その解消法とマッサージについてご紹介していくことにしましょう。

睡眠と肌の関係

睡眠は単に体や脳を休めているわけではありません。眠っている間に、体は新陳代謝を上げて新しい細胞を作ったり、体の損傷を修復したりしています。

成長ホルモンというホルモンも睡眠中に多く分泌されていますが、成長ホルモンは成長途中の若い人だけに分泌されるホルモンではありません。若いときに比べて分泌量は減りますが、成長が終わった大人でも成長ホルモンは分泌し続けています。

成長ホルモンはダメージを受けた体を修復するのに必要なホルモンであり、日中よりも睡眠中に新陳代謝が活発になるのです。睡眠不足の人は成長ホルモンの分泌量も少ないですから、ダメージを受けた筋肉や皮膚がなかなか回復しません。

目の下がたるんだり、クマができるという人は睡眠が足りないことで成長ホルモンの分泌量が不足している可能性が考えられます。

 

睡眠不足と目の下のたるみの関係

 

目の下の皮膚は脂肪

普段は目の下にたるみがない人でも、睡眠不足が原因で目の下にたるみができます。この目の下のたるみとは一体何なのでしょうか?それを知るためには眼の構造を理解する必要があります。

目の下のたるみは簡単に言うと脂肪で眼窩脂肪と言います。眼球は外から見えている面積は小さいのですが、ある程度体積も重みもあるものです。眼球の重みは眼球を支えている筋肉と靭帯によって支えられています。

眼球が入っている穴を眼窩(がんか)と言いますが、年齢やその他色々な原因で眼窩の筋肉や靭帯が緩むことで眼球が下がります。眼球が下がるとその下にある眼窩脂肪が圧迫され眼の下の皮膚を押して下まぶたにたるんだ袋を作り、これが目の下のたるみの原因の1つです。

睡眠不足や年齢的な問題により眼球を支える機能が下がると、目の下のたるみができやすいということになります。

 

肌にハリがなくなる

肌の真皮の内側の細胞が常に活性化されて、細胞の状態が良いと目の下の皮膚がたるむことはありません。しかし、細胞の活性化が上手く行っていないと、肌のハリや弾力を保つコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの成分が不足してしまいます。

眼球を支える脂肪や皮膚に弾力がなくなることで、目の下の皮膚がたるみます。

 

目の周りの皮膚は薄い

眼球を支えるべき筋肉、皮膚、脂肪などが良い状態であると目の下のたるみはできません。しかし、顔の中でもとりわけ目の周りの皮膚は薄く繊細なのです。年齢と共に肌の厚みは薄くなるので、肌の内側のコンディションが悪いと影響が出やすい場所と言えます。

体調が悪かったり、寝不足で目の下の肌の内側の細胞の状態が悪いと一番影響を受けやすく、目の下のたるみになります。

 

睡眠と目の下のたるみの原因

 

寝不足によって自律神経が乱れる

不規則な生活やストレスのある精神状態であると寝不足になり、寝不足になると自律神経が乱れます。自律神経というのは人間の生命活動に欠かせない存在です。自律神経が乱れると、成長ホルモンの分泌量が減ることで肌の代謝機能が下がります。

肌の代謝機能が下がるということは、肌の中の細胞の状態が悪くなることです。細胞の水分量が減って弾力やハリがなくなると、眼球の重さを支えられなくなった脂肪が前に押し出されることによって目の下のたるみになります。

寝不足で目の内側の細胞の状態が悪い上に、睡眠がしっかり取れていないと細胞の回復力もないので、どんどん目の下の肌細胞の状態は悪化していきます。

 

夜にブルーライトを浴びる

スマホやパソコンから発せられる光をブルーライトと言いますが、ブルーライトは目を疲れさせるので目にとっては悪い光と言えます。目を酷使するので目が疲れますし血流が悪くなります。目を酷使することで細胞の状態は悪くなっているのに、血流が悪いと栄養も酸素も細胞に届けることができません。

また、夜にスマホやパソコンをすることで1人の時間を楽しんでいるという人もいるでしょうが、スマホやパソコンをすると脳が強く刺激され活発になります。睡眠のためには脳の活動を抑え、自律神経の副交感神経が優位になるようにすることが大切です。それなのに、スマホやパソコンをすることで脳が活動的になる交感神経が優位になると全く眠気がなくなりますし、眠っても浅い睡眠になります。

浅い睡眠であると長時間睡眠時間を取っても脳の疲れも取れませんし、成長ホルモンの分泌が悪くなるので細胞の状態が悪くなります。目の下の細胞の状態もさらに悪くなることが考えられるので、目の下のたるみはますます酷くなり悪循環を招きます。

 

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ドライアイ

ドライアイは眼球が乾燥している状態のことです。ドライアイになると目の表面が乾いているので、まばたきもしにくい状況になります。

人間は通常、まばたきをすることで目の表面に水分を与えて目を乾燥させないようにしていますが、スマホやパソコンやテレビの画面を長時間まばたきもせずに見続けると目が乾燥して不快に感じたり、目の疲れを感じます。ドライアイになると視力も下がりますし、角膜が乾燥してはがれてしまう角膜上皮剥離という病気にもなります。

スマホやパソコンだけがドライアイの原因ではなく、コンタクトレンズを使っている人、乾燥した部屋にいる人、夜更かしする人、高齢の人、運転する人、花粉症の人などもドライアイになりやすいと言われています。

ドライアイの人は涙や細胞の水分が乾燥して不足していますし、目を酷使する、睡眠不足という悪条件から目の下の皮膚の細胞の水分量も減っていくのでハリや弾力がなくなり、その結果、目の下の皮膚がたるんでしまいます。

 

加齢

歳を取るとどうしても細胞の再生能力が低下します。目の下の皮膚下にある細胞がなかなか再生されないことで、健康な状態でも高齢の人は目の下が大きくたるんで膨らんでいる人が多いです。

また、高齢になると睡眠時間が減りますし、ぐっすり眠るということができなくなるので睡眠不足の状態が続きやすくなります。睡眠不足と細胞活性化能力の低下という条件で、高齢になるほど目の下のたるみは酷くなります。

 

睡眠時間が長い方がいい?

毎日忙しい人はどうしても睡眠時間が少ないのが悩みです。睡眠時間と目の下のたるみと関係しているならば、睡眠時間が足りない人は目の下のたるみが解消されないのではないかと疑問を持ってしまいます。

一般的に睡眠時間の理想は7~8時間と言われています。しかし、最近の研究では睡眠時間は単に長ければ良いというものではないということが分かってきました。長い時間睡眠時間を確保できる人でも、ぐっすりと眠っている時間が短いのであれば、それほど体や脳、肌の修復には繋がらないのです。

ベッドに横になっていると疲れませんが、横になっているだけでは本当の意味で体の機能が回復しないということになります。短い時間でもぐっすりと質の良い睡眠ができている方が、体や肌にとって良い状態と言えるのです。

睡眠時間が少ないから目の下のたるみが消えないと思っている人は、諦めないでください。

 

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お肌のゴールデンタイムに眠ればたるみはなくなる?

肌のゴールデンタイムという言葉を聞いたことはありますか?午後10時から午前2時頃までの4時間が1日のうちで一番人間の細胞が活性化される時間帯であることから、肌のゴールデンタイムと呼ばれています。

この時間帯に眠っていると成長ホルモンの分泌が良くなるので肌のターンオーバーがスムーズになり、結果的に目の下のたるみがなくなるというというわけです。ゴールデンタイムにしっかり眠る事ができる人は、是非このゴールデンタイムを逃さずに睡眠をとるようにしましょう。

しかし、仕事や家事や育児で夜の10時になんて眠ることはできないという人もいます。目の下のたるみが気になるのにゴールデンタイムに眠れないことを悲観してしまいそうですが、ゴールデンタイムにゆっくり眠れないという人は、あえてゴールデンタイムに寝ようとしなくても大丈夫だと言う研究結果もあります。

成長期の子供はゴールデンタイムにしっかり睡眠をとって成長ホルモンの分泌を良くして、しっかり体を作ることが大切です。しかし大人でなかなかゴールデンタイムに寝ることができない人は、ゴールデンタイムでなくても睡眠できる時間に質の良い睡眠を取ることができれば肌の再生機能はカバーできます。

例えば、夜勤の仕事を持っている人は夜に睡眠を取ることさえできませんが、朝から寝る場合でも質の良い睡眠を取れば肌は再生し、目の下のたるみも解消されていきます。特に寝入りの3時間ほどがゴールデンタイムになるので、深く良質の眠りが取れるよう心がけましょう。

 

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目の下のたるみの解消法

 

夜更かしをしない

東洋医学では、深夜0時前後の1時間に空気中の水分が一番多い時間帯とされています。空気に湿り気がある時間帯に目を閉じて眠っていると、肌の調子が良いということに繋がります。

また、西洋医学では肌のゴールデンタイムという時間帯に眠ることで成長ホルモンをたくさん分泌できることが美肌に繋がるとされています。どちらにせよ、深夜まで夜更かしをして眠らずに起きていることは肌には良くない環境のようです。

目の下のたるみを解消するためにも、できるだけ夜更かしをしないで早い時間帯に寝ることが大切です。

 

夜にスマホやパソコン操作をしない

スマホやパソコンの操作が長時間になると、目が疲れますし、脳が覚醒されて眠気が覚めてしまいます。目の疲れを睡眠による細胞活性化で修復することが大切であるのに、スマホやパソコンの操作をすることで睡眠不足の原因も作ることになってしまうので、悪循環を招いてしまいます。

夜は、良質の睡眠を取るためにもブルーライトを浴びない、目を使わない、脳の活動を徐々に低下させるようにするということが睡眠不足と目の下のたるみの解消につながります。夜のリラックスタイムは、スマホやパソコンなどを使わないようにすることが大切です。

 

目の下のたるみ防止マッサージ解消法

目の下の細胞を活性化するためには、血流を良くして栄養と酸素を十分細胞に届けることが大切です。目が疲れていると血流が悪くなりますので、疲れている日ほど目の周りをマッサージして血流を良くしてから眠るようにしましょう。

目の周りの皮膚は非常に薄くてデリケートなので、強く刺激すると色素沈着して目の周りが黒っぽくなってしまうので注意しましょう。目頭を指先で刺激したり、眼球の周りを頭蓋骨に剃って軽く抑えたり、こめかみから目尻辺りを押さえるだけで血流だけでなくリンパの流れが良くなり、目がすっきりしたことを実感できます。

また、照明を落とした部屋に寝転んで、温かくした蒸しタオルを目の周りに置いてみましょう。目の周りが温かくなって血流が良くなりますし、気持ちもリラックスします。

部屋の照明を落として静かな状況にしていると、副交換神経が優位になってきますので次第に眠くなり良質な睡眠にも繋がります。

これからマッサージ方法についても紹介させていただきますね。

 

たるみのツボを刺激する

ツボ押しは目をこすることがないため、肌への負担もかからず、たるみマッサージに非常に向いています。目の周りの筋肉の疲労回復にも効果的ですので、ぜひ試してみてください。

 

太陽

太陽とは、目じりの横から髪の生え際に向かう位置に大きなくぼみがありますがそれが太陽と言うツボです。物をかむ時に動くことでも知られていますが、筋肉の起点となっていますので、目のたるみにも効果的なツボです。

親指の腹で気持ちいいと感じる強さで刺激しましょう。20回から30回毎日押してみると良いでしょう。

 

承泣(しょうきゅう)

目の周りにはぐるっと一周骨がありますが、目の下の骨のちょうど真ん中に当たる、瞳の真下が承泣と言うツボになります。目に近い骨の内側にありますので、目をしっかり閉じて人差し指の腹で刺激してみると良いでしょう。

軽く心地良く感じる力加減で5回から10回ほど刺激しましょう。

 

攅竹(ざんちく)

攅竹は眉毛の内側、眉間よりにあるツボです。人差し指の腹で軽く10回程度押してあげましょう。

目のたるみだけでなく、目の疲労まで軽減させてくれます。

 

耳を回してマッサージ

耳にはたくさんのツボがあることでも知られていますが、顔の筋肉とも直接つながっているためマッサージの高い効果が得られます。ツボを刺激する方法も効果的ですが、やはり顔の筋肉も刺激したいので、耳を回すマッサージがベストと言えるでしょう。

両耳を手でつかみ、前回転、後ろ回転にそれぞれ5回から10回ほど毎日行いましょう。

 

リンパマッサージ

目のたるみを解消するために、リンパの流れを良くしてあげましょう。目の下には多くのリンパ液が流れていますので、その流れを活発にしてあげます。目の下にある骨のラインに沿って内側から外側に指を這わせてマッサージしていきます。摩擦が肌の負担とならないようクリームなどを塗った状態で行うと良いでしょう。

軽めの力加減で、5回ほど流し、耳の上側から耳の後ろを通過させ、首に向かって指を滑らせ、リンパに溜まった老廃物まで流していきましょう。この動作を3セットから5セット行うと、たるみがすぐに解消できます。

 

ゆっくり入浴して寝る

夜は疲れるのでシャワーで終わるという人も多いですが、湯船に浸かることで体全体の血流が良くなります。また、リラックス効果もあります。

就寝時間から1時間ほど前に入浴することで入眠がスムーズになりますし、血流が良くなると目の周りの血流も良くなり細胞の活性化にも効果があります。このことから、睡眠不足によって目の下にできるたるみが解消されます。

 

まとめ

睡眠不足が続くと目の下がたるんだり、目の下にクマができます。目の下のたるみは目の下の皮膚の細胞に水分が減り、ハリや弾力がなくなることで、眼球の重さを支えることができなくなった目の下の脂肪が顔の方向に押し出されて目の下のたるみになります。

睡眠不足だったり、良質の睡眠が取れていないと、睡眠中の細胞の再生機能が低下するために細胞が朝になっても復活できません。このため、目の下のたるみはどんどん酷くなってしまうことになります。

また、スマホやパソコンを夜に長時間すると目の疲れだけでなく脳を覚醒することになり、睡眠不足を招く上に、目の下のたるみの原因になります。目の下の細胞がしっかりと修復されるように質の良い睡眠と寝る前のマサージなどでケアするようにしましょう。

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