【不眠症体験談】夫婦関係の悪化が原因の不眠症を睡眠薬が救ってくれた
- 最終更新日:2017.05.30
- 公開日:2017.05.30

夫婦関係が悪化して悩む
広島県在住 30代女性 N様の体験
私が不眠に悩まされるようになったのは夫婦関係が上手くいかず、夫から暴言を毎日のようにあびせられるようになってからです。
最初のうちは夫からの言葉をサラッと受け流すことができていたのですが、それが毎日のように続くようになり、大きなストレスとなっていきました。
私は当時30歳、1歳の子供を抱えながら正職員として勤務していたので、仕事・家事・育児にとても忙しい日々を送っていました。
夫もそれなりに家事や育児については手伝ってくれていましたが、夫婦関係が悪化するとともに、毎日のようにあびせられる暴言に、ひどく傷つき、今後夫婦関係を続けていくべきか悩むようになりました。
毎日の睡眠時間が1~2時間の不眠症に
その頃から不眠の症状が出現しはじめました。
多忙な日々を送っていたので、いつも身体的には疲れていたのでそれまではベッドに入ると自然と朝まで熟睡できていたのですが、夫婦関係に悩み始めてからベッドへ入ってからも頭の中で色々と考えてしまい寝つきが悪くなっていきました。
それでも、いつの間にか眠りにつくことができていました。
しかし、時とともに夫の暴言は更にエスカレートして私の精神を脅かすようになったのです。
そのため夫に対して恐怖心を抱くようになりました。
それから、本格的な不眠に悩まされるようになってしまったのです。
仕事・家事・育児で身体はすごく疲労しているはずなのに、夜ベッドに入っても全く寝付けない、眠れない日々が続きました。
ようやく寝付けたと思ったらそれが朝方になり、毎日の睡眠時間が1~2時間という日が続くように。
睡眠が十分にとれていない日々が続くと更に心身に不調が出始めました。
睡眠薬を処方される
夫に対しても恐怖心を更に強めるようになり、疲労感を強く感じるようになり、仕事にも集中できなくなってきました。
そこで、上司に相談し会社の産業医に診察してもらうことになりました。
産業医はストレスの源である夫との関係修復や夫と別居等、根本的な問題が解決されるのが一番だと言いましたが、急には無理な事だったので、疲労しきった心身を休めるために睡眠薬を処方してくれました。
睡眠薬を処方されてからは、夫との関係や暴言などは睡眠薬内服後は悩みを考えることなくスーッと眠りにつくことができるようになりました。
睡眠薬に助けられました
睡眠薬を処方される前は「早く寝ないと、早く寝ないと」と翌日の仕事に影響すると心配しながらも結局眠れず朝を迎えてしまい、心身ともに疲れ切って疲労困憊な日々を送っていましたが、私は産業医に処方された睡眠薬に助けられました。
できるだけ薬には頼りたくないという思いもありましたが、あのまま不眠の状態を続けていたら、私の心身は更に不調を来たしていたと思います。
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眠りの窓口スタッフから
睡眠薬にあまり便りたくないという人は多いと思いますが、不眠症になった場合、まずは睡眠薬を飲んでも眠ることが一番大切です。
不眠が続くと更に他の病気を併発する可能性が高いからです。
N様のように大事に至る前にまずは医師に相談し、睡眠薬を処方された場合はそれを飲んで眠ることを優先してください。
N様、貴重な体験談を有難うございました。
【体験談募集】
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