【不眠症体験談】5歳からの不眠の悩みが、睡眠導入剤に頼らず運動で改善
- 最終更新日:2017.04.13
- 公開日:2017.04.13

5歳の頃から不眠気味
三重県在中 38歳 のんのん様の体験
私は長年不眠症に悩まされてきました。
不眠症に関しては自分が覚えている限りでは5歳ごろからすでに寝つきが悪く、寝ていても途中で目覚めてしまうなどの症状が出ていました。
そして本格的に不眠症に悩まされたのは大学生になってからで、通学するのに朝6時に起床するようになってからです。
夜相変わらず寝つきが悪いにも関わらず朝早く起床しなければならなくなってしまったので、睡眠時間が格段に減ってしまいました。
それに合わせて常に寝不足の状態になってしまい、授業中や仕事中に居眠りをしそうになってしまうといった症状も出始めました。
社会人になってからの夜勤でさらに症状が悪化
さらに社会人になってからは、勤務時間帯が不規則で、なおかつ夜勤のある仕事をとするようになったために睡眠時間にばらつきが出てしまいました。
寝ようと思っても寝付くのになぜか1時間以上かかってしまい、常に睡眠時間は1日5時間程度になってしまいました。
不眠症になった原因については自分でもよくわからないのですが、少なくとも実母の話によれば生後間もないころから寝つきが悪い状態だったので、もともと生まれつきのものなのかもしれないと思っています。
また社会人になって夜勤をするようになってからは、勤務時間帯の変動が大きいために不眠症の症状が悪化してしまったのだと思っています。
不眠症は私にとっては、日中眠気を催してしまうなど普段の生活においてかなりの悪影響を及ぼしていました。
なのでいつか改善させないとそのうち体調を崩して全く活動ができなくなると思ってはいたものの、当時はどのようにして不眠症を改善させたらいいかわからずにいました。
睡眠導入剤に頼らないようウォーキングを開始
ちょうどその頃、別の精神疾患にかかって心療内科を受診しましたが、その際に不眠症の治療も開始しました。
不眠症の治療は、睡眠導入剤を就寝前に服用するといういわゆる対処療法でした。
最初は睡眠導入剤で寝られたらそれでいいとは思っていましたが、そのうち副作用のせいなのか日中物忘れがひどくなったり眠気をひどく感じたりするようになったので、睡眠導入剤だけに頼ってはいけないと思うようになりました。
そして妊娠によって睡眠導入剤を一時的に中断しなければいけなくなったので、それ以外の方法で不眠症を改善させようと思いました。
不眠症については体の疲れをそれほど感じていないことが原因なのかもしれないと思い、とにかく運動をすれば不眠症は改善できると思って妊娠中でもできるウォーキングを開始したのです。
1日1時間程度のウォーキングで不眠症も改善
ウォーキングは1日30分から1時間するようにしました。
すると、始めてから比較的すぐに眠りにつく時間が早くなりました。
そして出産直前には、布団に入ったらすぐに寝られるようにまで不眠症の症状は改善されました。
ただ出産したことによって、睡眠時間は一時的に大きく減らさざるを得なかったので、一時期は再び不眠症になり、下の子どもが幼稚園に入園する半年ほど前まで不眠症に再び悩まされていました。
現在は子どもたちが学校と幼稚園に行っている間に一人でランニングをしているので、再び体が疲れやすくなって。また不眠症は改善されつつあります。
かつては不眠症を感じていて学校や仕事があったので何としてでも寝ないと翌日の活動に響いてしまうという考えがあり、不眠症になることを恐れていました。
でも現時点では専業主婦のために日中眠くなれば、少しの間だけでも昼寝をすることが可能だという思いがあって、不眠症に関して深刻な状態だとは思わなくなりました。
不眠症は心身にいい影響を及ぼすことはないので、今後もランニングを続けて睡眠導入剤を服用することなく眠れるようにしたいと思っています。
眠りの窓口スタッフから
運動は強度や時間などを考慮すれば睡眠を促進できる有効な方法です。
昼間の1時間程度のウォーキングはとてもいいですね。
子育て中の忙しい方でも、空いた時間にI少しでも運動することで、短い睡眠時間でも深い睡眠をとることができます。
しかし夜の運動は睡眠を妨げる原因にもなりかねませんので、避けたほうがよいでしょう。
のんのん様、貴重な体験談を有難うございました。
【体験談募集】
「眠りの窓口」編集部では、実際に不眠をこのような方法で改善したという体験談を募集しております。
そのような情報や体験談を読者の皆様にもご紹介することで、同じ悩みを持つ方々の助けになればと考えております。
良い情報がございましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。