【不眠症体験談】食生活を見直し、冷えと睡眠の質を改善
- 最終更新日:2017.03.30
- 公開日:2017.03.27

職場の人間関係がストレスで不眠に
千葉県在中 32歳 M・S様の体験談
不眠に悩まされるようになった原因は、職場での人間関係によるストレスからです。
人間関係が悪化し、職場環境が悪くなってしまったことでモチベーションが下がってしまい、特に夜寝る前職場のことが頭から離れず、なかなか寝付くことができなく結果、殆ど寝れていない状態で出勤をしていました。
毎日寝不足なので、仕事も思うように進まず、ミスも増えてしまい、それでまた夜色々考えて眠れなくてを繰り返していました。
トリプトファンをGABAを積極的に摂る
薬に頼らずに不眠を改善させたいと考え、普段の食生活で不眠解消につながるものにはどんなものがあるのかを知ることにしました。
まず、発酵食品が良いということです。
発酵食品には、睡眠に効果的なトリプトファンという成分や、心身をリラックスさせるGABAなどが含まれています。
その中でも特にチーズはおススメで、乳製品の中でもトリプトファンの含有量が非常に多いです。
朝摂取すると良いことを知って、朝ごはんにチーズを取り入れるようにしました。
ヨーグルトにもトリプトファンやGABAが含まれているのはもちろんですが、乳酸菌が良い睡眠を得る上で効果的であることが
研究結果で明らかになっています。
納豆の原料である大豆にも、トリプトファンが豊富に含まれています。
大豆食品を積極的に摂取するようにしました。
納豆は、自律神経や体内時計を整えるビタミンB12が含まれているので穏やかに睡眠へ促せる効果が期待できます。
GABAが多く含まれている食品として、発芽玄米があります。
白米を発芽玄米に変え、1日茶碗1杯の発芽玄米で炊いたご飯を食べるだけで1日で必要なGABAの量を摂ることが可能です。
関連記事
>>トリプトファンを含む食品と睡眠効果とは?
>>イライラを抑えるだけじゃない!GABA(ギャバ)の睡眠効果と副作用
身体を温める食べ物で効果を実感
次に、冷えと睡眠には深い関係があることを知りました。
冷え性の人は眠りが浅かったり、寝付きが悪くなってしまう傾向にあるそうです。
なので、身体を温める食べ物を意識して摂るようにしました。
就寝前に体温を上げることでより眠りやすくなるため、夕食に温かいものを食べるようにしました。
生姜や辛い食べ物は身体を温める効果が高いので、積極的に食べるように心がけたところ、食べた後に体温が高くなってるのを実感できました。
また、睡眠を促してくれる飲み物として、ハーブティーがあります。
その中でも特に睡眠に良い効果をもたらしてくれるのは、カモミールとラベンダーです。
心身をリラックスさせる効果や眠りを助ける効果が認められています。
不安やイライラを感じている時にハーブティーを摂取すると、香りなどから気持ちが落ちついてきて穏やかになるのを実感できました。
生姜湯やオニオンスープ、ホットミルクも良い睡眠を促して、不眠を和らげる効果が期待できます。
特に、ミルクの中には気持ちを落ち着ける鎮静作用があります。
ミルクを飲んだら、なんだか気持ちが安らぐような気がするのはこの鎮静効果が働いてると思われます。
関連記事
>>カモミールで不眠解消!睡眠に効果的な摂り方と注意点って?
>>ラベンダーの睡眠作用と効果的な使い方とは?
身体ポカポカの実感とともに睡眠が改善
このような感じで睡眠を促す効果のある食べ物や飲み物を意識的に摂ることで身体の調子が変わってきました。
以前は、気持ちがとても不安定で落ち着きがない状態が1日中続いてしまいましたが、気持ちがおだやかになり、落ち着いていられる時も増えてきたのです。
寝る前に体温を上げるのは特に効果があって、普段から体温が高い方ではなかったので寝るときに身体が冷たいと感じていました。
身体を温める効果のある飲み物を摂取することで、身体全体がポカポカしていくのを実感でき自然と眠気がやって来るのを感じました。
そのおかげで、安心して眠れるようになり、現在では睡眠が改善しました。
眠りも窓口スタッフから
食生活の見直しから睡眠を改善していく試みは、誰もがまず始められる方法です。
トリプトファンは睡眠成分のセロトニンの元になりますし、GABAも精神を落ち着かせる効果がわかっていますので積極的に摂りたいですね。
また、冷え性の方は寝る際に深部体温がなかなか下がらないことが不眠の原因になります。
そういう時は体験談のように身体を温めるものを積極的に取り入れて体温を少し上げましょう。
M・S様、貴重な体験談を有難うございました。
【体験談募集】