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ラフマ(羅布麻)葉茶エキスの効果的な摂り方と注意すべき副作用

ラフマ(羅布麻)葉エキスの効果的な摂り方と注意すべき副作用

ラフマは漢字では「羅布麻」と書きます。

キョウチクトウ科バクシンクルモン属の多年草で、中国西の北方に広く分布しており、自生で成長する大変生命力の強い植物です。

植物としては非常にたくましいのですが、薄ピンク色の可愛らしい花を咲かせます。

ラフマには紅麻(コウマ)と白麻(ハクマ)とがあり、お茶には紅麻(コウマ)が多く利用されています。

ラフマ葉茶エキスとはこのラフマの葉から抽出したエキスで、健康茶やサプリメントなどに活用されています。

ラフマは不眠症にも効果がありますが、その認知度はまだ低く一般的にはあまり知られていません。

今回はハーブとしてのラフマやラフマ葉エキスの効果とその副作用について見ていくことにしましょう。

 

ラフマとは?

ラフマとは?

 

羅布高原に自生するラフマは、砂州や谷もしくは山地の砂地を好み湿地に根付きます。

茎は直立し、葉は楕円形で少し細身の卵形、夏のはじめに可愛らしい薄ピンク色の花をつけます。

食物繊維、フラボノイド、ルチン、ミネラルなどの成分を豊富に含んでいます。

 

お茶として知られているラフマ

お茶として知られているラフマ

 

ラフマは自生する植物なので、人口的に育てるときには肥料はほぼ必要ありません。

日当たりの良い場所で、普通の草花と同じ要領で種を蒔いて2週間程度で発芽します。

加工する際には、若葉を採取し蒸してから乾燥させて使います。

ラフマは、現代ではハーブの一種と認識されていますが、古くから精神を癒す生薬として知られてきました。

紅麻を使った中国新疆地区産の最高級ラフマは、環境汚染が注目される中国国土でもその影響を受けておらず、「新疆の宝」と呼ばれ高級品として取引されています。

日本ではラフマ茶を「ヤンロンティー」と呼んでいるので、ヤンロンティーという名前であれば耳にしたことがある人もいるかもしれません。

長い歴史の中で伝統的にラフマを健康茶として飲んできた中国では、近年研究が進む中で「薬」として認められるようになりました。

また、葉の効能だけでなく繊維質の茎は織物としても活用されています。

ラフマの繊維を含んだ織物を使用すると血圧が下がるといい、薬草の効能を持つことから「着る漢方」と言われています。

通気性と保湿性も高く、その効力は人々を健康にする役割に一役かっているのです。

 

万能生薬と言われるラフマの葉

ラフマ葉は1800年前に古代中国の医者である華佗(かだ)が強健に良いと絶賛した「漆葉胃粘散」の主原料です。

華佗という人物は三国志にも登場しますが、中国後漢末期頃の薬学と鍼灸の知識と才能を持った伝説の医師と言われています。

そんな華佗が絶賛した薬の原料となっているのがラフマ葉です。

華佗はラフマのことを「久しく服すれば体内の3匹の害虫を去り、五臓を利し、体を軽やかにし、頭は白くならない」と医学書に記したほどです。

もう一つ華佗の逸話ですが、三国志の世界を描いた映画『レッドクリフ』では悪役として登場する将軍・曹操が、癇癪持ちの性格から常にイライラしており、そのストレスから頭痛に悩まされていたため、専属医師である華佗は曹操にラフマ葉を煎じて飲ませていたという記述も残っているそうです。

他にも、日本薬局方に相当する中華人民共和国薬典には「解熱利尿、肝臓を沈め、精神を安らかにさせ、高血圧、めまい、動悸、不眠に用いる」という内容が認められており、中国におけるラフマ葉は「正常な眠りのための薬草」、「心を安らかにし体の安定を保つ特効薬」として、健康茶で愛飲されているハーブなのです。

ラフマの葉を活用していた歴史は長く、睡眠効果をはじめ風邪薬としても使われる万能薬と位置付けられています。

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ラフマ葉の睡眠効果

ラフマ葉の睡眠効果

 

ラフマ葉には様々な効果があります。

血圧を下げる効果・精神を安定させる作用・免疫力向上としての風邪予防などです。

中でも一番注目したいのは睡眠効果です。

 

ラフマに睡眠効果があるのには、精神を安定させるという働きが大きく影響しています。

実際にラフマの投与を行なった動物実験では、うつ病にも効果があるということが判明しました。

この実験はラフマ抽出物を用いた動物実験で、ラットに対しラフマ抽出物を1日1回14日間投与し、抗うつ作用の検討を行いました。

するとラフマ抽出物は、濃度依存的にうつ状態を抑えたということが分かったのです。

加えて脳内のホルモンへの影響も調べられましたが、ラフマはノルアドレナリンに作用するため、セロトニンには影響を与えないということが検証されました。

つまり、ラフマを摂取することで気持ちが癒されリラックスできるということと、睡眠ホルモンを増やす元となるセロトニンにも影響がなく、脳が興奮して眠れない状態を緩和し、眠りの導入剤となってくれるということです。

 

ラフマ葉を摂取すると増えるセロトニン

セロトニンは興奮物質のノルアドレナリンやドーパミンの過剰分泌を抑制し、睡眠ホルモンであるメラトニンを増やす元になる神経伝達物質の一種です。

セロトニンは別名「幸福ホルモン」とも呼ばれ、不足するとうつ病になりやすい傾向があるなど、健康のためにはなくてはならない物質です。

ところがセロトニンは強いストレスなどでも減少するため、現代人の多くはセロトニン不足とも言われています。

体内のセロトニンが不足すると、メラトニンが生成されず、夜の寝つきが悪くなっていきます。

また夜中に何度も目が覚めるなど、睡眠の質の低下につながっていきます。

夕方から夜にかけてメラトニンが体内に正常に増えることで自然と眠気がやってきます。

不眠症の人はメラトニンが足りない状態ですが、メラトニンが不足しているのには、生成するための材料であるセロトニンが足りていないということになります。

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ラフマ葉に含まれる成分

ラフマ葉に含まれる成分

 

ラフマ葉には食物繊維・フラボノイド・ルチン・ミネラル・必須アミノ酸などたくさんの栄養成分が含まれています。

代表的な成分にはビタミンP・鉄分・カルシウムが挙げられます。

ビタミンPというのは最初に挙げたフラボノイドの一種です。

毛細血管を強くし柔軟性を保つ働きをします。ビタミンPがしっかりと摂れていることで動脈硬化などの血管の老化による病気や腎臓の病気になりにくくなります。

腎臓は毛細血管の塊とも言える臓器なので、血管の健康が維持されることで病気の予防になるのです。

また、腎臓が強くなることで体内の不純物を排泄する機能が高まりデトックス作用が働き、体内がきれいになります。

腎臓は血圧を調整するホルモンも作っているので血圧も安定するでしょう。

それだけでなく、ラフマ葉には鎮静作用もあるため自律神経を整える働きも持っています。

不眠症を患っている人では、自律神経失調症の症状として夜眠れないというケースも考えられます。

自律神経失調症では副交感神経の機能が低下するため、眠りにつくのが困難となります。

つまり、自律神経がおかしくなると昼と夜が逆転して、日中に眠気が発生し夜が更けるにつれて頭が冴えてくるという現象が起きます。

ラフマ葉に含まれる自律神経の調整に効果のあるミネラルや必須アミノ酸が十分に補われることで、結果的に睡眠改善の効果があらわれます。

 

ラフマ茶が中国で飲み続けられた背景

ラフマ茶が中国で飲み続けられた背景

 

ラフマ茶は中国では「咾喜茶」と呼ばれて流通しています。

このような字が当てられた理由には「このお茶を飲むと老化が防止され、長く元気に過ごすことが出来る」という意味があります。

本場中国で最初にラフマ茶が注目されたのは、白髪が黒くなるという噂が発端と言われています。

お茶を飲むことで白髪が黒くなるという不思議な現象については、恐らくラフマに含まれる成分・ビタミンPによるものかと思われます。

ビタミンPは毛細血管を強くする働きがあるので、お茶を継続して飲んでいることで成分作用があらわれ、頭皮の血行が良くなったため、結果毛髪が元気になり新しい髪の毛が生えてきたからかと説明することができます。

原産国である中国の、ラフマが多く自生している地域では、華佗のいた時代からラフマ茶が飲まれているとされていますが、戦争が続く時代に生きる中でも重労働や過酷な作業による動悸やめまい、息切れなどをラフマエキスの抽出されたお茶を飲むことでしのいだとも言われています。

長い中国の歴史において、文献にまで登場し有名な武将までもが愛飲したお茶として現代でも飲み継がれ、その安全性は確保されていると証明されたからこそ、中国では医薬品として認定されたのでしょう。

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ラフマ葉エキスによる副作用

様々な効果のあるラフマ葉ですが、摂取による副作用はあるのでしょうか?

不眠症に効果があると言われるハーブには他にセントジョーンズワートなどがありますが、ラフマ葉には医薬品との相互作用は認められていません。

そのため医薬品研究機関では特に注目されている薬草です。

ラフマ葉のエキスを摂取することで大脳からセロトニンを生成させるだけでなく、高い安全性と中国での使用歴史も長いことから、今後の活用について検証されています。

しかし、現在のところラフマ葉は日本国内では薬用成分に指定されていません。

あくまでハーブの一種であり、お茶やサプリメントという方法で取り入れることになります。

 

安全性は高いが過剰摂取は禁物

効能も高く、栄養価も十分なハーブではありますが、やはり過剰摂取には気をつけなければなりません。

葉はお茶やサプリメントとして使われ、茎は織物にもなっていますが、実は根に強心作用があるされています。

適量の摂取であれば強心剤としても期待ができる代物なので医薬品としての利用価値も生まれますが、過剰に摂取してしまった場合、心臓の収縮が強まり心拍数も落ちてしまいます。

お茶として服用しているからといっても根までは利用しない方が良いでしょう。

 

胃腸が弱い人は注意

現状は比較的副作用が少ないと言われているラフマ葉ですが、多少の副作用は認められています。

報告例として多いものは、吐き気や嘔吐、下痢といった症状です。胃腸が弱いの人が飲むとこれらの症状が強くあわられるようです。

胃腸に自信のない人やラフマ葉茶やサプリメントを飲んだ後の症状が該当する人は、異変や不調を無視せずに服用量を減らすか、服用自体を中止するようにしてください。

症状が改善されない時や悪化するような場合には必ず病院に行き医師の判断を仰ぎましょう。

 

ラフマ葉エキスの取り入れ方

ラフマ葉エキスの取り入れ方

 

ラフマ葉エキスを取り入れる方法はいくつかあります。

 

お茶として飲む

日本ではラフマ茶を「ヤンロンティー(羅布麻茶)」と呼んでいます。

中国では薬として取り扱われていますが、日本でもヤンロンティーのフラボノイドはヤンロン茶フラボノイドとして保健機能食品に指定されているので、効果については認められているのです。

ヤンロンティーは飲み続けることで効果があらわれます。

日常的に飲む習慣をつけていることが重要になってくるので、睡眠改善をしたい人は普段飲んでいるお茶をヤンロンティーに変えてみるのも一つの方法でしょう。

また睡眠効果も期待できますが、生活習慣病の予防や抗菌作用もあるので日々の風邪予防としても良いかもしれません。

 

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サプリメントで摂取する

ラフマ葉エキスの1日当たりの摂取目安は50mg以上です。

そしてラフマ葉エキスには大脳でセロトニンを生成する働きがあり、セロトニンはGABAとの相性が良いため、組み合わせて摂取することで不眠症の睡眠改善が期待できます。

GABAとは脳や脊髄に多く含まれているアミノ酸の一種で、ドーパミンなどの興奮神経を抑制する働きを持ちます。

体内のGABA量が不足すると抑制神経の働きが弱まり不眠症になりやすくなるのです。

セロトニンもGABAも睡眠には欠かせない物質で、そしてどちらもストレスにより減少するという性質があります。

受けたストレスによって減少した分量を補うには食事からの摂取か直接経口摂取するかの方法となります。

しかし、セロトニンはサプリメントの中に直接含むことができないため、食事からもしくはラフマ葉エキスなどセロトニンを生成する別物質を摂ることで増やしていくといった間接的な方法で増加させるしかありません。

ラフマ葉エキスもGABAも、継続して摂取することが重要となってきますが、続けることで少しずつ症状の改善が見られるはずです。

そして他のサプリメントや医薬品と併用して摂取できるのはラフマ葉エキスならではの効果と言えるでしょう。

 

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まとめ

まとめ

 

ラフマ葉エキスから得られる効果は非常に多く、睡眠改善以外にも健康へプラスに働く作用がたくさんあります。

過剰摂取と胃腸の調子に気をつけることで、比較的安心して摂取できるハーブですので、おすすめです。

またラフマ葉エキスの効果は葉だけでなく茎にも薬草としての効能があらわれるため、ラフマ葉の茎で作られた織物商品を手にする機会があれば、試しに使ってみるのも良いでしょう。

名前は聞き慣れないハーブですが、不眠症改善のために身近なものとして積極的に取り入れてみると良いでしょう。

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